清伝寺
清伝寺 件の口コミ
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24 十二月 2020 17:13
高野山真言宗で山号は神護山。正式には清傳寺。御本尊は十一面観音 (飛騨三十三観音霊場7番札所です) 。また中部四十九薬師霊場39札所のため、薬師如来も本堂に安置されています。
765 (天平神護1) 年に白山を開山した泰澄禅師によって白山麓にて創建。一時期廃絶された時代もあったが、1433 (永享5) 年に成伝律師により再興された。その後加賀前田家の祈願所になり、富山藩が成立するとともに富山城下長柄町に移転した。明治13年の火災が元で衰退し、大正7年には富山での維持管理が困難になったため、ついに高山に移転してしまっ
た (現在とは違う場所です。なお昭和5年に現在地に再移転) 。清伝寺の名前は清寧天皇の「清」と、先ほど述べた成伝律師の「伝」から一字ずつ付けられたものです。
清伝寺は城山の東麓に位置する住宅街にあり、朝の通勤時間帯になると寺の前の県道 (とても狭い!) を多くのクルマが引っ切り無しに往来します。古い歴史のわりにはとても小さなお寺さんでした。道路沿いには船形光背を持つ4体の石仏が安置された祠がありました。