やまだや

基本予約が必要なんですね。それを知らず予約無しで訪問したのですが早めの時間帯が良かったようで入店出来ました。
コースのみとのことでコースお願いしましたが、お蕎麦も料理もとても美味しく頂きました。百名店というのも納得ですね。
味はもちろんですが、気さくなご主人と奥様で居心地もとても良い素敵なお店でした。
土日は予約必須。平日は予約無しでもOkな時もあるようですが、予約するのが無難なようです。

土曜日12時半前に到着しましたら、営業中を確認しましたが入り口外で待たされ、でしばらく約5分ほど　店内に通されず、しかし外から席の空室は確認できました。店内に通されると、年配の方が全てコースになってますので今から40分後しか料理が出せませんとの事、その後店内の年配女性と　棒読みのように繰り返し　すみません　すみませんと繰り返し　私に帰ってください　というニュアンスを理解したのですか、名古屋から2時間かけて楽しみにしていた気持ちのまま諦めました。残念なお店でした。それならラストオーダー12時20分とか書いといてほしかったです。オーダーストップでも無い時間なのに追い出された形のため訪問はしません。12時半に行くと嫌な対応されますので気をつけてください。あと厨房ではマスクとかもなくベラベラ老人が大きな声で話しているので不衛生と思いました。

細い山道を上がった所に有りました。そば会席の岩魚の塩焼き絶品です。

恵那から明知へ向かう国道で看板があるので そこを右折して山の中に入っていきます。細い山道で上って行くので 途中の看板が無いと不安になります。国道の入口に1kmと書かれてますけど 道程が長く感じます。帰りに下ってみると やはり1kmくらいですが…（笑）
玄関で靴を脱いであがるスタイルで4人掛けのテーブルが3つの小さいお店です。
梅雨明けの暑い時期に行ったので 換気はされていて 店内に入ってくる風は涼しいものの エアコンが入っておらず扇風機のみだったので やや過ごしにくかった…。ここが星を１つ下げた理由です。料理だけで言えば５つ星です。
それと 蕎麦のミニ会席を注文しましたが 一度に提供できるのが2人分までなので 3人以上のグループでは食べ終わりに時間差が生じるでしょう。ここは許容できるかできないかを個人で理解して予約を入れるべきです。そこを夫婦の運営に文句をつけるのはお門違いです。
さて 料理については ミニ会席の〆が蕎麦かと思いきや 一番最初に蕎麦が出てきて その後に色々な料理が出てきます。
十割蕎麦を標榜しているだけあって 何もつけずに蕎麦を一口食べてみると ほのかに蕎麦が香ります。山葵を付けて食べるのもいいですね。山葵はダシに溶かしちゃダメですよ。蕎麦に付けて食べて下さい。蕎麦湯はさっぱり系ですが それはそれでいい感じでした。残りの薬味と ここではわさびを溶かし入れて頂きます。美味しいです。
２品目は岩魚の塩焼き。店主曰く1時間以上掛けてじっくり焼いたというだけあって 頭から骨まで食べられます。よく頭から尻尾まで食べられると聞いて食べても 頭の部分の骨が気になる時もありますが 頭も背骨も まるで無いかの如く丁寧な作業がされています。背びれや尾びれは 若干煎餅のようにパリパリです。
続いて出てきたのは蕎麦ガレット。地の野菜等が包み込まれてオーブンされていますが これはお酒に合う一品。ちなみにアルコールを頼むと缶ビール以外には おつまみも出てきますが これも美味しいです。
デザートは レアチーズケーキ。適度な甘さとさっぱり感で コースの〆として良かったです。
こちらのお店ですが ミシュランプレートに認定されているお店とのこと。やはりその実力を感じます。
店内の暑ささえなければ…。

そばはやや硬めで細い。十割なのに粉っぽさはない。
つゆはかつお効いた甘めで、薮のような濃さはなく優しい感じ。
焼き岩魚は燻製みたいな触感で、中までしっかり火が通っている。
おいしかったです。

とてもとても美味しゅうございました！
コスパ最高！さすがミシュランプレートと納得。
そば、岩魚共に旨し。しかしゴールデンウィークの固定でついてきた、ガレットとデザート。これがかなり良い。特にデザートはこれだけで客呼べるレベルで無茶うまい。
長野とかでたべたら倍はしそうな気がする。