人形の石川

子供のお雛様、兜飾りは全てここで揃えました。各務原でもお人形屋さんをいくつか回りましたが、いい所がなく、探していてこのお店に行き着きました。

お店の方の接客、お人形の知識、所以など、事細かに教えてもらえます。行く際は予約して行くと、店長さんが付きっきりでお人形の説明などをしてくださります。いつもとても勉強になります。
お雛様はとても煌びやかで、いろんなタイプの物があります。吊るし飾りなども豊富。

今回は兜飾りを購入しましたが、とても渋くて即決でした。
支払いはもちろん、カード支払いも出来るようですが、現金の方が良さそうです。

雛人形について大変丁寧に説明して頂けました。ありがとうございました。

5年前にこちらのお店で平安寿峰の親王飾りを購入しました。
こちらのお店に行き着くまでに7.8軒愛知県まで足を伸ばして本当に気にいるお雛様を探しましたが、これがいいというのには出会えず。そしてこちらのお店に行き、娘の成長を共に喜べるお雛様はこれだというものに出会えました。
お雛様はもちろんですが、店主の方の人形にかける情熱も素晴らしく、心より納得して購入できました。
翌年、扇の飾りが取れてしまいどのように結ぶか分からずお店に伺ったときも親切に対応していただき、一年前のことを〇〇色のお雛様としっかり覚えていてくださり、人形に対する愛情をかんじました。
残念ながら第二子を授からなかったのでもう購入する機会はなさそうですが、今後も繋がりを持ち続けたいと思えるお店です。ぜひ20年後30年後孫の代でご縁が有りますように…

大垣城のそば、四代105年に亘る　伝統と革新と情熱の　地域密着型節句人形専門店。京甲冑・京雛の扱いをその柱とし、一点もの比率が高い。親切　丁寧　確実　誠実。

五月人形
江戸甲冑の燻銀　【早乙女義隆】【多ヶ谷一光】が光ります。私が惚れ込んでいる早乙女義隆さんは　五月人形の世界では孤高の本格的な鎧・兜を造る方で、寡作で佳作な　稀有の甲冑師。そしてその作風に惹かれ、憧れて甲冑師となった多ヶ谷さん。当然ですが私も好きになりました。このお二人の鎧兜の隣には、生半可なものは置けません。それくらい威風堂々・剛毅果敢というような表現の似合う作家さんです。そのお二人の鎧兜をとても大切にしてきているのが、「人形の石川」さんなのです。

今年の石川さん訪問の最重点は、今年限りで甲冑作りに終止符を打たれるとの噂の、多ヶ谷一光さんが丹精込めて作られた鎧兜たちに　お別れを告げることに有りました。その大鎧の存在感は　他を寄せ付けず、寡作であるため　多くの方の目に触れもせず、志ある　数少ない節句人形専門店さんのもとで　大切に扱われてきました。石川さんは京甲冑・京雛が　その商いの中心に有るお店ですが、この多ヶ谷一光さんへの思いは強く、私も　惹きこまれた一人と言えます。多ヶ谷さんへの熱い思いの溢れる、屏風・弓太刀・道具類の峻別の場や、お客様への情熱あふれる説明の場に　居られたら幸せでしょう。

【粟田口清信】【武久】など京甲冑が中心です。千年の都　京都で培われた様々な伝統工芸が京甲冑を支えています。純金箔の美しさ、染めからこだわった縅糸、手作りの精緻な技巧。重厚で圧倒的な存在感、日本の伝統文化である「間」を活かす飾り。それを四代に亘り大垣の地で伝えてきた重み。伝統を常に意識したその売場は、一分の隙もない徹底した技が、ここかしこに発揮されている。私の目には全国屈指の素晴らしい人形店と映ります。
江戸甲冑【雄山・道斎】などの扱いも多く、様々な希望にそえる内容です。納得のいく五月人形選びができます。鎧・兜が格段に充実しているのみでなく、毎年屏風・弓太刀も様々工夫され、一点一点に鎧兜に似つかわしいものを用意されています。その対応はもちろん、明るく　親切　丁寧　確実　誠実です。本当に　大垣の　いや東海地区の皆さんは幸せ者だと思います。こんなに素敵な人形店さんが、近くにあるのですから。いえいえ東京・大阪から出かけても、良いものにめぐり合えるかも。毎年気になる店です。
人形選びは　夕方から夜の売場が素敵です。ひとつひとつの鎧・兜の良さを引き出す屏風・弓太刀。暗めの照明の中、スポットライトが印象的に鎧・兜を照らし出します。静かにじっと眺められたら　最高です。

HPの充実度は全国的に見ても素晴らしいものです。ブログは8年以上毎日更新され、私も多くのことを学ばせて頂きました。社長さんの『心意気』が感じられます。真剣で誠実で　熱心に取組む姿勢があふれています。　2019.3.14

やはり3月のこの時期は充実。しかし　すでに私が気になっていたものから姿を消しています。石川さんでの五月人形選びは、2月23日頃の「五月人形・鯉のぼりの展示即売会」少し前から要注意です。2月中旬には五月人形が顔を出します。ブログで「良いものから無くなります」と書かれますが間違いなく本当です。もちろん　社長さん特注の兜や鎧、気になるものが沢山。
今年は大垣10万石の初代藩主　《戸田氏鉄公》の黒小札赤絲縅鎧を限定制作。石川さんは地元の名将を讃え、店頭に展示されたようです。2018.3.9.

石川さんのブログ　2018.3.15＆3.16　「稀有の作家のご紹介」で早乙女義隆さん多ヶ谷一光さんが取り上げられています。全国の有名人形店でも今年は入荷の無い店が多い中、石川さんでは確かに何点もあることを確認しました。驚異の力がここにはあります。　2018.3.18.
兜じいさんのGoogleMapの写真表示8,000,390回中。石川さんの一枚が34,461回で、100店をこえる関東から関西の投稿した人形店の中、第16位です。もちろん岐阜県NO1、東海地区第4位。2019.12.4