メゾンドゥジャルダン

恵那駅からは南へ徒歩10分ほど。
付近は商店は少なく、企業のオフィスや工場が多い一帯で
夜になると閑静な環境へと変わる。
そんな一画に広い敷地を持ったこちらのお店がある。
綺麗に管理された芝生の中を通るエントランスは30mほど続いてお店の入口に至る。
店舗は平屋建てで近代的なお洒落な佇まいを見せている。

店内は中央にオープンキッチンがあり、それを囲むようにテーブル席が配置されている。
外の庭に面した側は天井から床までがガラス壁になっていて昼間は広々とした庭を
眺めながら食事ができるようだ。
夜はシェードが下ろされていて入口方面の一部しか見えないが
開放感があり、洗練された雰囲気の空間だ。

メニューは、基本的にコース料理のみで値段別に4種類ほど揃っている。
今回はエトワールというコース料理をいただきました。
内容は以下の通りです。

アミューズ：穴子の燻製
前菜1：蝦夷アワビと冷製ラタトゥイユ・バジル、バルサミコのソース
パン：ドライトマトとアンチョビのペースト、EXVオイル、岩塩
前菜2：フォアグラのポアレと国産アンディーブのムニエール
魚料理：スズキのポアレとそのムース・オリーブとトマトのソース添え
口直し：赤紫蘇のグラニテ
肉料理：飛騨牛ヒレ肉のグリエ・赤ワインソース
デセール：ベリーのジュレ、ヨーグルトアイスクリーム
食後の飲物：コーヒー

料理は地産の良質な食材を使い全般的に丁寧に調理されていた。
内容的にはオーソドックスなスタイルだが安定感があり
それぞれの食材を生かすような調理が秀逸だった。
特に印象に残ったのは、パンに添えられたドライトマトとアンチョビのペーストと
魚料理のスズキ・海老のムース。ムースは焼かれていたが日本料理の真丈のような
食感で旨味が凝縮されていた。

雰囲気が良く、サービスも洗練されていて快適なディナーでした。

親は確かバロー

うまい！
週末なかなかタイミング合わなくて予約できていない