小里城跡
住所 | 岐阜県瑞浪市稲津町2718番地 |
時間 | 00:00-24:00 |
サイト | mizunamidaisuki.com/orijo |
カテゴリー | 史跡 |
評価 | 4.3 6 件の口コミ |
Ori Castle Ruins | |
最寄りの枝 うさぎ岩展望台 — 岐阜県瑞浪市陶町 |
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小里城跡 件の口コミ
6 城跡マニアには垂涎の史跡です。
小里城は、瑞浪に拠点を置いた土岐氏の一族が、鎌倉時代末期にココ稲津に土着し小里氏を称して治めた城です。
城山山頂に在る山城と、麓にある御殿場からなる典型的な中世城郭で、山城のある頂上までは細い尾根状の登城路のみの非常に堅牢なつくりになってました。
頂上まではほぼ急な登りのみで、約600mの登山と思って登ったほうが良いです。
登城路の両端は切り立った深い谷になっており、樹木が無ければ足がすくむほど高い場所にあります。
山頂の本城には約30分かかって辿り着きましたが、疲れが吹っ飛ぶほどの見事な石垣が出迎えてくれました。
昭和53年に詳しい発掘調査があったようで、織田信長が1575年に築きかけたまま未完成に終わった不等辺6角形の半地下状の石垣が天守台のように遺る城跡です。
天守台のまわりにはおそらく破却した石垣の石が散乱し、往時の規模が想像できます。
半地下状の天守台は小規模ながらぐるっと上を歩け、一見櫓のような構造に興奮しました。
小里城址登城口の道路を隔てた反対側に広い無料駐車場がありますのでそちらに停めゆっくり登城楽しんでください。
2023年4月2日に行って来ました。
行き方
Googleナビて小理城跡駐車場へセットすると行けます。
駐車場
専用駐車場有り
感想
本丸跡残り120くらいから登りはきつくなるので休み休み自分のペースで行く事を勧めます。
2度目の登城。。今回は東砦から登城し堀切を確認。曲輪多数。帯、腰曲輪、堀切あり。主郭付近に巨石が多数あり。こじんまりした天守台 (石垣) 。また行きたい。
人気のハイキングコースらしく、年配のご夫婦やご家族連れが何組も登っていました。駐車場の登り口から約30分の登山になります。登山道なのでそれなりの靴を履かないと滑ります。登ってすぐ大手門と御殿跡の石垣があり、お城の雰囲気が漂いますが、後は天守跡の近くまでほとんど山登りです。ただハイキングコースだけあって、歩きやすいです。巨石がゴロゴロしてきた頃、東屋が見えて天守跡に到着します。東屋に天守の想像図があり、安土城のモデルとのことですが、私には石垣が小さくあまり想像できませんでした。積み直したような石垣の中に小さなお社がありました。裏手にも登山道がありましたが、山頂の天守まで登った達成感で足取り軽く登ってきた道を帰ってきました。
ちなみにグーグルナビで城趾を目的地にすると、度々違う場所に案内されますが、こちらもそうですので、登山道入口か駐車場を目的地にしたほうが良いですね。
小里城跡駐車場から小里城跡まで地元の方が言うには40分ぐらいとの事でしたけど、山歩きに慣れない者は、途中で休み休み登ったのでもう少しかかった気がします。
ちょっとした山登りです。
輪切りにされた木が並んでいる所でキツいと思う人は、小里城跡まではそれなりに大変だと思います。
入口には、親切に杖が置いてありました。
要らないかな?と思いしましたけど、途中のマムシ注意の看板を見たら、持って上がる方が良かったかも? (マムシには、出会いませんでした。)
道中は、どなたかが手を入れてくれている様子で、下草が刈ってあったり、道に歩行を邪魔する枝や石は無くて助かります。
2人並んで歩ける道幅はありませんけど、山の中を歩いている!という感じがとても楽しいです。
途中、休憩出来る所もありますけど、苔むしていたりする事を考えれば、敷物1枚持って行ったら助けになるかと思いしました。
途中の大きな岩の上では、大人1人横になる事が出来ますので、晴れた日ならゴロリとするのも気持ち良いでしょう。
11月でしたが、上まで登ると上着を脱いでTシャツ1枚でも、ジワリと汗をかくぐらいなので、途中2ヶ所の休憩と城跡で、ペットボトルのお茶1本飲んでしまいました。
帰り道は、あっという間でしたけど、2度程滑りそうになりましたので、滑り難い履き物が良いかと思います。
景色も良いし空気も良い所に、車を止めて直ぐに入り込めるので、健脚な方にはオススメですよ。