大山の大スギ

標高862ｍに聳える
周囲9ｍ、高さ36ｍ、樹齢1200年の巨木

神社正面鳥居から脇道で社殿近くまで上がれ、社殿脇の石段を登って辿り着く事ができます

大山白山神社は延喜式神名帳の美濃国賀茂郡大山神社とみられ養老2年（718年）、泰澄が加賀国白山比咩神社より勧請し創建したとされていて
この巨木はその創建と樹齢が重なる

この神社とともにこの地を見守ってきた
この御神木は、訪れたもの全てを優しく包んでくれます

この木のそばにいるだけで、御利益なんて人間の作り出した薄っぺらな言葉だと、感じる事ができます

本殿もそこからの景色も素晴らしいのでぜひ寄ってください

国指定の天然記念物にもなっている大杉です。まじかで見るとひとつひとつの枝は非常に太く、天に向かって力強く伸びる様は、雄大で生命力を感じます。

国指定天然記念物
樹高：36ｍ
目通り幹囲：8.9ｍ
樹齢：700年
住所：岐阜県加茂郡白川町水戸野1096番地
撮影日：2021.4.22

大山白山神社に聳える大山の大杉
大森神社の大スギの近くにあり
ともに良い巨木なので是非一緒に行ってほしいです。

参拝者は少なくそれほど心配ありませんが
神社までの道は細く対向できない道が3km続きます。

立派な鳥居をくぐり長い階段を上がると現れる大杉
樹勢も良く素晴らしい巨木。

その周りにも大きな木があり
神社全体が神聖な感じに包まれとても心地よかった。

そしてさらに階段を登ると見晴らしの良い展望台から
木曽山脈の景観を望めます。

『大山の大スギ』
樹種 スギ
樹高 36m
幹周り 8.9m
推定樹齢 1200年
国指定天然記念物

（案内板より）
国定天然記念物 大山の大スギ
海抜862メートルの山上に千数百年の風雨に耐え大空をついて立つ大木の姿を仰ぐとき、そのたくましい生命の力にうたれ幾重にも重ねられた年輪の中に秘められた長い歴史を偲ばれるこの大杉は昭和十八年国の天然記念物に指定されたもので去る昭和三十四年の伊勢湾台風で付近に林立する多数の巨木が倒されたが幸いにもこの神木は倒壊をまぬがれた。目通り8.9メートル、樹高36メートル、樹齢推定千二百年、尚この大木を含む白山神社の社叢は、昭和四十七年十二月白川町天然記念物に指定されておりこれより東南約百メートルのところに二本の大木が互いに手を取り合ったような夫婦杉を仰ぐことができる。