神山神社

２１年５月参拝
無人の神社ではあるがなかなか雰囲気のある静かな神社
境内に忠魂碑、二十七八役戦没者碑、忠霊塔と奉納された魚雷がある
忠魂碑は背面に「明治三十七八年戦役戦死者」と記されており日露戦争の戦没者を祀っていることがわかる
*明治三十七八年戦役は日露戦争の別名
二十七八役戦没者碑は日清戦争の戦没者を祀っている
*明治二十七八年戦役は日清戦争の別名
忠霊塔は背面に支那事変戦死者と記されているため日中戦争戦没者を祀っている
魚雷はかなり朽ちているが「海上自衛隊の調査による調査結果は全長５．２メートル直径４５センチ明治４４年制式と」と説明が書いてあり
現存する魚雷として国内で一一番古いものと思われる
また魚雷が奉納されているのも私が知る限りここだけで貴重

周囲の木や苔などがとても美しい場所でした。歴史を感じさせる戦時中の魚雷などが展示されていました。

神社だけど、魚雷を見たくなり参拝
ちょうど境内の木の伐採を業者がしており、喧騒状態であったものの、神社左手に魚雷が鎮座してあった
想像以上に大きく、7メートルくらいはあるだろうか？機関部分が見えるので構造が少し分かる
信管はもちろん無いが、圧力容器の雰囲気も部分的に見えて魚雷内部を覗ける機会はなかなか無いだけに貴重であった
記録として写真を撮ったが、また実物を見にくるかもしれない

境内に物騒な代物が

　創建は超古く、当初は久野坊所村に！
御霊を此の地に安置したようだ
　　　　　　　　　　　　　　　　2019/07/07

読みは「こうやま」神社です。メンテナンスが行き届いてなくだいぶ寂れてしまった感じが否めませんが、祭神が天照大神、イザナギノミコト、イザナミノミコトというだけあってなかなか堂々とした神社です。

旧日本海軍から譲り受けた明治44年制式の魚雷があります。