高野山真言宗法亀山地福院願成寺

国１号から戸部公園や区役所方向に行くと願成寺坂に出ます。その正面にあるお寺さんです。近くにローソン、藤棚の商店街。
山門の階段下に車数台分の駐車場もありました。

日曜日とあってお墓参りの方々も数組み、本堂前にお賽銭箱もなく閉鎖的なところかなと思いましたが、奥様が居られたので聞いてみると泥棒対策で外してしまったとのことでした。何度か壊されしまったらしいです。ひどいですね。

御朱印をお願いすると快く受けていただけて、待ち時間にお隣の書庫のような部屋に案内されてお茶までご馳走になってしまいました。こちらの本の量がまた凄いです。お寺に関するものから横浜や日本の歴史、人物、様々でなど見入ってしまいます。御朱印料のお納めはお気持ちでとのことでした。

２月でしたので庭の草木に花はありませんでしたが、各々の根元に種名の札があり、分かるようになっていたのも良かったです。暖かい季節にはきれいに彩られているのを見てみたいです。

前の坂の名前にもなっている古刹の願成寺。　開山は天文7年（1538年）なんと約500年前！
前の道は保土ヶ谷道で、保土ヶ谷宿から戸部村・横濱村へ通じる道であった。

鎌倉事件と小亀事件の処刑者の墓が今では並べられていてわかりやすいいい場所に置かれています　以前はそれぞれ違う場所にあったのですが訪ねてくる人々のためにこうしたのでしょう　みなとみらい地区に向かって立っています　墓の手入れにくる人は見知らぬ人にでもあいさつしてくれます　静かな時が流れています　ある種のパワーが感じられる場所です　ちなみに処刑場場所少し離れたところにあります　神奈川奉行所あとはさらに桜木町方面に離れています　そのへんの地理まで考えて散策すると桜木町はおもしろいですよ

お忙しい中御朱印対応してくださいました。ありがとうございました。

このお寺は 明治までは杉山神社の別当寺としてくらやみ坂の下（現・西区役所付近） にあり、横浜開港後に新設された神奈川奉行所の宿舎にもなっていたそうです。また、境内には、幕末に鎌倉事件で処刑された、清水清次と間宮一、それと、同じく幕末の鳶の小亀事件で処刑された小亀の墓があります。

6・7・8月の4の付く日（4・14・24日）は願成寺の縁日です。商店街の縁日にお越しの方はぜひ願成寺にもお寄りになり手を合わせて行ってください。

ばあちゃんの実家の菩提寺。真言宗では位が高いお寺なのかな？熱心な檀家の人達が多い。