神奈川県立音楽堂
住所 | 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2 | ||||||||||||
電話 | +81 45-263-2567 | ||||||||||||
時間 |
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サイト | www.kanagawa-ongakudo.com | ||||||||||||
カテゴリー | コンサート ホール, コンサート ホール | ||||||||||||
評価 | 4.4 13 件の口コミ | ||||||||||||
Kanagawa Prefectural Music Hall | |||||||||||||
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神奈川県立音楽堂 件の口コミ
13 横浜の桜木町駅から紅葉坂を登ってしばらくすると右手に見えてくる、前川國男設計の日本初の本格的なコンサートホール
今回、見学ツアーに参加させて頂いた。
戦後「こんな時こそ音楽を」と計画され開館。市民からは「希望の光」との声があがったとの事。
とても温かみのある素敵な建物だった
木のホールは、何度も音響実験を繰り返して造られ、開館当時「東洋一の響き」と絶賛された。65年以上たった今も、人々に愛され続けている。
壁や、なみなみ天井にも木が貼られ、デザインも、とても素敵
傷んだ壁も大切に補修されていた。
前回改修時、素敵な照明は開館当時の意匠のまま、LED化に成功されたとの事。スバラシイ。
ホワイエも、とても素敵だった。
天井は真上にあるホールの客席をそのまま活かしたガタガタ天井。
ガラス張りで、階段の間からも、周りの緑が透けて見える。
手作業で造られたコンクリート型枠の木目がついた太い柱はまるで木。
職人さんの技が光る手作りの床は、濃いグレーと赤褐色で、まるで地面。外のピロティのデザインとの流れが出来ている。
外の光が入ってとても明るく、まるで仕切りがないかの様な、自然の中に居るかの様な、外との一体感がある
2つある階段は、それぞれ向きが変えられていて圧迫感がなく、段は歩きやすい高さと幅。手すりは、全くストレスがない形状で木の温もりが感じられた
派手さはなく、全てを見逃していたとしても、居心地のいい癒される空間は、細部にまでこだわって創られたからこそ、なのかもしれないと気づかされた建物だった。
是非、コンサートに来て実際に音を体験してみたいと思う。
1954年 開館/前川國男氏 設計
2021年 神奈川県指定重要文化財
(建造物)指定。
他、数々の受賞歴あり。
1952年に建てられた音楽専用ホールです。
出来た当時から音の良いホールとして定評があります。
建物は日本のモダン・ムーブメントの建築20選に選ばれたこともある歴史的な建築物です。
ホールは1000席程度の規模で内装壁面は全て木質のものです。
最近は音楽専用ホールはオープンステージの形式のものが多いですが、このホールはステージが客席と明確に分離しているプロセニアム形式です。
客席は比較的急な高低差がホール前部の席からつけられており、ステージの様子がどの席からもよく見えます。
ホールは比較的よく響きますが、最近できたクラシック専用ホールに比べると、残響時間は特に長めという感じではないです。
響きながらも各楽器の動きがよく聴き取れます。
前席との席間ピッチは、かなり狭い感じを受けます。身長175cmの私だと足元は窮屈です。
アマオケの演奏会でこのホールに何回も行っていますが、建物の雰囲気と言い内装の雰囲気、音響の良さなど素晴らしいホールと思います。
このまま維持、保存してほしい建物です。
駅から少し歩きますが、その途中の雰囲気も味があります。
男性ピアニストのコンサートを2階最前列で聴きました。良い点は、一番大事な音響面が良好であること。響き過ぎや、こもった音を感じませんでした。また、2階への階段も緩やかで負担が少ない。桜木町駅から徒歩圏内。
悪い点は、1階が男性トイレ、2階が女性トイレの不便さ。座席の座面が低すぎて座りづらい。休憩時間の残りを表示する時計がない。施設前の紅葉坂の勾配がきつい。
It is a class facility with seats which are design to keep you back held straight and you can sit for long time and get up just fine.
小さい頃から慣れ親しんでいる音楽堂です。
木の柔らかさが見た目にもピアノの音色にも表れています。
演奏者と客席が身近に感じリアル感が味わえる音楽堂ですね。
サニタリーの数が少なく休憩時間に間に合うのかがいつもスリルです。
近未来思考の音楽ホールが増えていますが木を利用した残響感と響の良さは国内でも珍しい良いホールだと感じています。
かなり古くなったのでこの音響やホールとしての良さを残してほしいと思います。
近年のコンサートホールに比べると舞台奥行きが狭くオーケストラに向いている大規模ホールとは言えないまでも中小規模ホールとして素晴らしいと思っています
不定期で行われる建築ツアーが良い。普段行けない屋上や、控え室、舞台上も上がらせてくれる。
さらに舞台スタッフによる、舞台装置の説明が良い。建築ファンのみならず、音楽ファンにも楽しめるも思う。
The orchestra performance that we attended included social distancing. The hall itself is standard and the acoustics seemed to be very good.
子供の頼みで、子供向けの音楽ライブを聴きにきました。費用は可愛くはなかったですが、貴重な時間を過ごせました。
駐車場は目の前にありました。有料で祝日3時間くらいで1000円だったと思います。
県立の図書館があり、横浜市立図書館よりは専門的な本が多めな気がしました。しかし、大和市立や町田市立の図書館より、図書館の規模は小さく感じます。
丘にあるので、桜木町を一望できる場所で眺めは良いです。
1954年に建てられ、当時の内山県知事が戦後復興には、人々には音楽が必要だと考え。当時、県立図書館の建設は決まっていたが、一緒に併設した施設として、音楽堂を建設することを決断した。
赤、黄色、緑の廊下の壁の配色が鮮やか…! 。特徴的です。
これは当時のままらしいです。
前川國男の師匠、ル・コルビュジュも、よくこういう配色をしていたそうです。
この床もいいです。打ち出したコンクリートを磨き出している。
テラゾーという手間のかかる技法です。この床、一度壊れると、もう今、これを直せる同じように直せる職人がいなくなっています。
ということで、こちらでは毎日、とても大切に扱っているとのこと。
今年で66年目の音楽堂、図書館の取り壊し、ここに芸術センターを建てる構想があり。音楽界、建築界から反対運動が起こります。当時、1992年ごろで、バブル経済がはじけた事もあり。神奈川県は芸術センター構想を撤回して。
そのことが、きっかけで、ここにある[前川建築郡]を残っていく。
そして、これからも長く使っていこうと、大きな流れが変わるきっかけになったそうです。
それで今、66年まだ沢山の人に使って頂いているとのこと。
型枠の木目の跡が残る柱。当時は今みたいに、ミキサー車なんてないから、現場の手作業でコンクリートを作った。こういう武骨さシビレますね。。。
てすりの断面が面白い形……人の手にフィットするようにデザインされている階段。素敵です。
またテラスのブロックが特徴的。ホローブロックという穴の空いたブロックで、これはただの飾りではなく、外から入ってくる太陽の光を1度ここに反射させて、柔らかい光にして室内を満たすという機能が……! 。
図書館のためにあると言っても過言ではありません。
このブロックの凄いとろは、この形。夏は強い日差しを遮り、冬は暖かい光を取り込めるように、横浜の太陽高度から綿密に計算された角度になっています。
ホールは壁、上の波打つ白い天井も木。例えばバイオリンの楽器の中に自分がいるみたいに考えるとイメージしやすいかと……。
木の香りがいい匂い。
残響は[1.4秒]。そんなに多くないけど、木独特の柔らかい響きと非常にクリアな響きが特徴。
自然と名建築のコラボ……! 。
横浜の太陽を堪能できる名建築。ここに多くの人達が集い、横浜復興への勇気をもらったんでしょうね。
ここに訪れたのは、じつに42年ぶりです。
すっかり様変わりしてるかと思いきや…あの頃のまま。
この神奈川県立音楽堂は浜田省吾さんが1979年3月にオンザロードの正式スタートした場所です。
オレ達、東横線で来たんだよね、と言ってた記憶も薄れつつ。
かなり昔、前橋さんのバッハ無伴奏バイオリン全曲演奏で1回だけ寄りました。真夏で汗だくで坂を上って到着。近くの図書館で涼んだ印象が強いです。建物はとても古く感じましたが、音響は素晴らしく、演奏者の迫力を感じました。