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観音ミュージアム

住所 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2 長谷寺
電話 +81 467-22-6100
時間 09:00-16:30
サイト www.kannon-museum.jp
カテゴリー 博物館, 観光名所
評価 4.4 8 件の口コミ
Kannon Museum
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観音ミュージアム 件の口コミ

8
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七面鳥放浪記
23 十月 2022 4:30

長谷寺併設のミュージアム、要は宝物館です。
東大寺に法隆寺、中尊寺のごとく国宝、国重文をあまた所蔵している寺院であればいざ知らず、寺院の規模からすると不釣り合いなまでに立派な施設です。
下世話な表現で恐縮ですが「金持ってんなぁ」としみじみ思います。
これぞというほどのお宝はないものの、エアコンが効いているので紫陽花の見頃には便利なところです。

BJ
18 十月 2022 10:54

長谷寺を散策して緑を浴びる。
古都独特の空気感を感じながら
観音ミュージアムに入ると雰囲気は一変する。
証明が落とされた暗く落ちついた空間。
外の自然が織り成すサウンドが遮断され
多くの観音様が光に照らされ浮かび上がってこちらを囲いこんでくる。
古い木像から何故か息づかいが聴こえるような錯覚に陥ること必須だ。

不思議な時空間に入ってしまったような雰囲気。
何故か落ちついた気持ちになれる。
ミュージアムを出ると
先程の古都の空気間に戻った。

長谷寺に行くときは
必ず寄ろうと思う。

Shigezou
04 八月 2022 13:45

木彫仏としては日本最大級、高さ9.18mの長谷寺 (はせでら) の本尊「十一面観世音菩薩立像」を安置する本堂 (観音堂) で参拝した後、左方向へ進むと「観音ミュージアム (KANNON MUSEUM) 」の入口があります。

長谷寺の拝観料 (大人400円、小学生200円) とは別に入館料 (大人 (中学生以上) 300円、小学生150円) が必要ですが、館内はフラッシュを使用しなければ一部の展示品を除いて撮影OKでした️

一部を見える収蔵庫 (しゅうぞうこ) 「ヴィジブル・ストレージ」に改修工事をし、今年 (2022年) 春に新装オープンしたばかりということで、BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」という番組で紹介されていたのを見て訪れました。

入館料は入口横の御守りなどを購入する所で支払う形で、入口は二重の自動扉になっていて、中へ入ると正面に大画面モニターがあって、長谷寺の紹介ビデオ (約5分間) が流れています。

訪れた日は週末の天気が良い日で、紫陽花 (あじさい) の見頃 (5月下旬〜7月上旬) でもあったので、境内はとても混雑していましたが、館内は人が少なく、暑い日だったので冷房の効いた館内で椅子に座って涼みながらゆったり見させていただきました️

右側には「ヴィジブル・ストレージ」「弥勒菩薩 (みろくぼさつ) 坐像:江戸時代 延宝 (えんぽう) 9年 (1681) 」と「勢至菩薩 (せいしぼさつ) 坐像:南北朝時代 14世紀」が並んで展示されています。

順路に沿って進むと、中世の供養塔「板碑 (いたび) 」 長谷寺に伝世 (でんせい) する文化財の中で、年代が分かるものとしては最古:文永元年 (1264) のものである重要文化財の「梵鐘 (ぼんしょう) 」 奥へ進むと「木造 十一面観音菩薩立像 (前立観音) 」と、観音様が33に姿を変える「木造 観音三十三応現身 (おうげんしん) 立像:Thirty-three Avatars of Kannon」が展示されています。

三十三応現身は、観世音菩薩が救済の対象に応じた姿33に姿を変えて現れるというもので、インド風の着衣 (ちゃくい) 形式の「裸形像 (らぎょうぞう) 」、俗人 (ぞくじん世間一般の人) の姿をしたお像は中国風の服装をしています。

阿修羅身 (あしゅらしん) 、迦楼羅身 (かるらしん) の他、長者身 (ちょうじゃしん) 、長者婦女身 (ちょうじゃぶにょしん) 、宰官身 (さいかんしん) 、宰官婦女身 (さいかんぶにょしん) 、優婆夷身 (うばいしん) 、居士婦女身 (こじぶにょしん) 、童男身 (どうなんしん) 、童女身 (とうにょしん) といった像が33体ズラリと並んでいます。

室町時代作と考えられていて、江戸時代の記録によると、慈照寺 (じしょうじ銀閣寺) を建てた室町幕府8代将軍 足利義政 (あしかが よしまさ:1436-1490) が造像に関わっていると伝わるとのこと。

2階には一部撮影NGの展示品がありましたが、重要文化財を含めてほとんどの展示品を撮影できるというのは太っ腹で、とても嬉しいですね〜️

tannkyu
08 七月 2021 19:53

観音様が、中心のミュージアム。本堂の十一面観世音菩薩が、圧巻だからそれを期待して行くと少し違う感はあります。
文化財として、色々素晴らしい物が有ります。
観音三十三応現身立像などは、なかなか見られません。一部壊れている部分から仏像の造りが見れて面白いです。

板碑がとても貴重です。通常、この手のものは風化して判別出来なくなります。自分のツボです。

自分は、300円以上の価値があると思いますがひとそれぞれです。

場所は、本堂の十一面観世音菩薩像左手になります。
あと、ミュージアム内は、フラッシュを利かさなければ撮影OKです。

露崎慎一
18 四月 2021 4:45

3つの展示空間で構成される当館は、長谷寺伝世の貴重な什宝の展示はもとより、映像室やデジタルキャプションを導入し、それぞれの部屋で「観音様のご利益」を体感できる仕掛けを施しており、通常の御参拝では近づけないような場所から、本尊の御顔のイメージを拝することもできます。

ma am
14 二月 2020 3:12

長谷寺の拝観料300円とは別に入館料300円で入ります。入ると長谷寺の由緒や文化財の展示物等の5分間の紹介ビデオ見ることが出き、順路に従い次の部屋に行くと、実物は写真撮影禁止の御本尊さまが映像にて投影されていました。観音三十三応現身立像・梵鐘等 思わず見入ってしまい二階へ。二階は企画展コーナーで、今は大黒さまや布袋さま等 興味深いものが展示されており、何度か長谷寺へ行っていても今までは通り過ぎていましたが、見ておいて良かったと思いました。

Yasumi
25 八月 2019 4:22

追加料金が必要です。「観音三十三応現身像」は間近で観ることができます。2階で様々な企画展が行われているようです。

キンキンに冷やした冷房で5分間のビデオを見ながら夏場の身体を冷ませるようになっています。お寺からの思いやりのように感じます。

館内すべて写真撮影不可です。

梅田省理
08 八月 2019 15:28

長谷寺の本尊は十一面観世音菩薩像で、高さが9メートル以上もあり、何と銅像ではなく木像なのだそうです。びっくりですね。

高徳院の有名な鎌倉大仏さま (こちらはもちろん銅造です) は阿弥陀如来なので坐像ですが、長谷寺は観音さまなので立っておられます。
阿弥陀三尊 (あみださんぞん) 像では、阿弥陀さまは座っておられても、勢至菩薩さまと観音菩薩さまは立ってるお姿が多いですよね。

本尊に御参りし左へ行くと、「観音ミュージアム」なんてものがいつの間に出来てました。2015年オープンだそうです。知らなかったー。

元々は宝物館ですが、今はミュージアムと称するに相応しく、プロジェクターでの解説やら神秘的なライディングやらと、何かモダンな感じです。

まあ展示スペースは然ほど広くは無いのですが、見るべきは一階の「三十三応現身」立像ですね。
菩薩の中では人気ナンバー1の観音さまですが、そのお姿は相手に応じて様々に変わるんだそうです。

こちらの応現身のお姿は、どれをとってみても作り手の入魂を感じ取れるほど素晴らしい。
特にその表情はまるで生者の如しで、それぞれのお姿で衆生の前へ現れ、慈悲を以て導き救済して下さる. そんな想像を容易にさせてくれる程の圧巻の出来です。

一見の価値あり!ですよ。私は時を忘れ暫し見惚れてしまいました。これを見れるんだから、入館料なんて安い安い。

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