貝山緑地

3/16/2022
公園入口からともかくも目についたのが、ここが予科練発祥の地であるとの標示だ。
急坂の途中に「予科練誕生の地」「鎮魂の碑」などがあり、1つ1つ読んでみた。それによると、旧帝国海軍は昭和5（1930）年、この地で「海軍飛行予科練習生」（予科練）制度を開始した。第一次世界大戦に登場した軍用機は年々その重要性を増していた。全国から5900人の応募があり、一期生として79人が入隊した。志願者は15歳から17歳、修業期間は3年。その後全国19か所に予科練航空隊が作られ、この地は手狭になったことから昭和14年霞ヶ浦に移り、土浦海軍航空隊になったという。
太平洋戦争の激化に伴い海軍航空隊は16期までパイロットを含む約16万人が巣立ち、6778人が戦死した。
アンズの木1000本が植えられ、頂上には展望台も作られている。しかし工業団地内の公園であることから、子供やイヌを連れたオバサンなど、公園の日常の風景はない。
人気（ひとけ）はほとんどなく、少年航空兵の魂がなおここに留まっているような、不思議な気持ちになった。

地下壕があります。
ツアー限定で見学出来ます。
当時の雰囲気がそのまま残っております。
いろいろ謎はあるみたいですが、貴重な見学となりました。
足元があまり良くないので、サンダルとかは危険かも。暗いところがあるので、懐中電灯を持参するとこをおすすめします。

雑草は気になりましたが、景色もよくて
お手軽お散歩には最適かと思います。

(2021.9月)
入口に小さなトイレがありますが正直綺麗とは言えません。今後改装するとの話もありますがいつになるかは不明です。
緑地自体はすぐに上り坂があり、中々心が折れそうになりますが、展望台に行くと周辺の見晴らしがよく気持ちがいいです。
日産追浜工場の自動車を船につむ様子や自衛艦の船が行き来する様子も少しですが見ることができます。
元々は山の地層から貝層が出たことからつけられたようですが、太平洋戦争終末期に地下壕が掘られたり、近くには横須賀海軍航空隊や海軍航空技術廠などの施設に囲まれた歴史がある土地です。
山の途中には豫科練誕生之地碑や海軍航空発祥之地碑と並んで海軍甲種飛行予科練習生鎮魂之碑等あり静かに時を刻んでいます。

追浜砲台跡はコンクリの基礎があるだけなのでなんてことないですが、展望台からの眺めは最高です。知りませんでしたが旧海軍の予科練があったそうで、おそらくすぐそばに海自の基地があるので有志とかで手入れもされており、大変良いところです。

いつも人が少なくて良い。
展望台からは東京湾が一望できます。

追浜駅から歩いて25分位、横須賀海軍航空隊、予科練の発祥地です。
杏並木を登り頂上からの眺めは、絶景です。近所には、第三海保の遺構が提示されています。リサイクルセンターのアイクルの見学もおすすめです。アイクル横では、釣り出来ます。アジ、イワシ等が、釣れます。