円覚寺 舎利殿
住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内431 |
電話 | +81 467-22-0478 |
サイト | www.engakuji.or.jp |
カテゴリー | 仏教寺院 |
評価 | 4.2 5 件の口コミ |
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円覚寺 舎利殿 件の口コミ
5伊勢守
30 十一月 2022 15:40
昔は鎌倉時代の代表的禅宗様(唐様)建築として教科書でも習いましたが、今では室町時代前期の建造とするのが定説になり、鎌倉には鎌倉時代の木造建造物は現存しないようです。それでも東村山市の正福寺地蔵堂や岐阜県多治見市の永保寺観音堂と並んで、唐様としては日本最古であることに変わりありません。和様に比べて屋根の勾配がきつく、外観としては優美さより威厳を重視します。
11月3日~5日に恒例の特別公開が行われたので行ってきました。相当前に行ったときは建物に近づいて内部も少しだけ見ることができた記憶があるのですが、今はロープが張られて少し離れた場所から拝観します。唐様としては円覚寺舎利殿、正福寺地蔵堂、永保寺観音堂の他に、長野県上田市の安楽寺八角三重塔、山梨市の清白寺仏殿、甲府市の東光寺仏殿などがあり、いずれも必見です。
youiti
06 四月 2022 7:26
国宝舎利殿は、以前はいつでも入ることができたのですが、現在は特別拝観日でなければ入ることができなくなっていました。
舎利殿は鎌倉で唯一の国宝建造物で、お釈迦様の歯(仏舎利)が納められていることから「舎利殿」と呼ばれており、こけら葺き一重屋根の入母屋造りの日本最古の唐様(禅宗様)建築物です。
納められている仏牙舎利は、鎌倉幕府第三代将軍、源実朝が、宋から譲り受けたものとされています。
舎利殿は円覚寺の創建と共に建てられましたが、大火によって焼失したため。現存する建物は当時鎌倉尼五山の第一位であった太平寺の住持である青岳尼が、北条氏と敵対する安房国の里見義弘の元へ駆け落ちしたため、激怒した北条氏により廃寺とされた太平寺の仏殿を移築したものと云われています。