円覚寺 仏殿
住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内1314-2 |
サイト | www.engakuji.or.jp/grounds.html |
カテゴリー | 仏教寺院 |
評価 | 4.4 7 件の口コミ |
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円覚寺 仏殿 件の口コミ
7 以前、覚園寺の薬師堂を訪ねた際、案内の方から、天井に描かれた龍は禅宗に多く、真言宗では珍しいこと (覚園寺は真言宗) 、龍は水をつかさどる神様であり慈雨を降らすという意味もあるのではとのお話を伺ったことがあります。以来、お寺へ行くと、しげしげと天井を眺めるようになりました。
正しくは龍雲図というそうですが、龍は仏教を守護する八部衆の一神で、法の雨 (仏教の教え) を降らせるといわれているそうです。また、龍神は水を司ることから寺院を火災から守るともいわれているそうです。
こちらの白龍さんは、ずいぶん厳しい顔をしていますが、何を降らせているのでしょうか。
下記は、案内板の内容です。
円覚寺の本尊さまをおまつりしてある建物で、関東大震災で倒壊しましたが、昭和三十九年に再建 されました。
本尊さまは冠を被っておられるので、宝冠釈迦如来とよばれます。華厳の盧遮那仏とも称されます。本尊 さまは1282年 (弘安5年) 佛殿開堂の際に安座さ れましたが、1563年 (永禄6年) の大火で焼失、 お顔のみが救出されました。後に江戸時代、天甫昌円 によって1625年 (寛永2年) 佛殿が再建される際に体部が補造されました。その時、本尊さまの両脇に 梵天、帝釈天がまつられました。
「大光明寶殿」の扁額は1378年、後光厳天皇より賜りました。 開山每歳忌、達磨忌、臨済忌、祝聖などの諷経や毎朝の暁天坐禅がここで行われています。
丁寧に手入れされているお寺。お寺と言いながら、荒れていたり、お掃除が雑なところも増えている感じがするのですが、こちらは表現が難しいですが「しっかりと運営されている」感じが伝わってきます。
坐禅会なども、積極的に行われていて、今では「オンライン座禅会」もあるようです。
写真参照
円覚寺は弘安5年 (1282年) に創建されました。開基は元寇の役に活躍した鎌倉幕府の執権北条時宗、開山は宋から来朝した高僧の無学祖元 (仏光国師) です。円覚寺創建の主な目的は、蒙古襲来で戦没した多くの霊を敵味方なく弔うことでした。