高野山真言宗 金剛寺
住所 | 神奈川県横浜市保土ケ谷区今井町108 |
電話 | +81 45-351-6188 |
カテゴリー | 仏教寺院 |
評価 | 3.4 5 件の口コミ |
Koyasanshingonshu Kongoji | |
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高野山真言宗 金剛寺 件の口コミ
5 2022/11/04 高野山 真言宗 長谷山 地蔵院 金剛寺 という長い名前の寺。開創は天正十五年 (安土桃山時代 1587年) 、本尊は大日如来、本山は高野山金剛峯寺。山門は2階建てで、2階が鐘楼となっている。場所が少ないところならではの工夫で、他の寺院でも見かける。通りから見ると、墓地の多くは山の斜面に有り、それが山頂まで続いている。
数日前に訪れていた。当時は「山門不幸」の立て札が山門に立て掛けてあり、造園業者らが出入りしていた。2時間後も変わらず、あきらめて帰った。「山門不幸」を見るのは2度目だが、文献で調べるまで、その意味が良くわからなかった。本日4日に行ってみたが、「山門不幸」のままだった。ただ業者はおらず、案内の人が中にいたので、中に入れるか聞いてみた。快くOKだった。聞くところでは、通常「山門不幸」は49日が過ぎるまでらしい。本日が49日目とのこと。ありがたく、山門内を拝見。
本殿は大きくなく、本殿の前も手狭ながらに整理されている。
真言宗なので、まず弘法大師像が目に入る。
やや奥には般若心経の碑が有る。
仏足石 (お釈迦様の足の裏の相) の下には有名な四国八十八ヶ所の他、西国三十三観音・秩父三十四観音・坂東三十三観音の各札所の砂が入っており、履物を履いたまま踏むことで功徳が有ると言う。
(因みにある真言宗の寺には、四国八十八ヶ所巡礼がその場でできる砂場が有るーー真言宗ならではの、信者への奉仕だろうか)
隣には六地蔵尊が鎮座している。
その隣には手水舎が有る。ここで特に変わったものは、蛇口が龍になっていること。今まで行った中で、全身あるいは上部だけが龍になっているのは、港南区上永谷 永谷天満宮 / 南区井土ヶ谷 住吉大社 / 戸塚吉田町 妙秀寺、と一般的には珍しい。
今井城についての説明が有る。興味が有るが、現場は個人の土地の藪の中に入るようで、容易に行けそうも無い。
最後に、自分の理解では、神社では良く見る「庚申塔」類は、寺院には無い、と思っていた。少なくとも今までの寺では見ていない。
本寺院では山門の横の隅に何体か置かれている。
戒名料を御住職に伺ったところ「80万円」と言われましたが、お恥ずかしながら、支払える金額ではありませんでした。ご機嫌を損ねてしまったのか、通夜の際にご挨拶をしたところ、御住職は無言。「ご愁傷様です。」の一言でも頂ければ、と思いました。家族の不幸と重なり、今でも忘れられません。残念です。