お松地蔵尊

座間と海老名の市境で、JR相模線の榎戸踏切際にお祀りされています。その昔、相模川の洪水にお松が人身御供になって村を守った伝説があります。
ここは有鹿河 (鳩川) の農業用水を海老名五ｶ村への分水した榎戸堰として役割りがあり、昔は有鹿神社の水引祭のポイントでもあったようです。
「お松地蔵尊」は花を添えられ綺麗に弔われていました。

地蔵尊の回りに桜の木が有ります。
大山とコラボしてみました。
犬の散歩をしてる人がいたりご年配の人の散歩コースになっているのかな。
一般の車が入って来ないので気に入ってます。

昔の相模川は治水するダムもなく大雨のたびに洪水となり、家や田畑が水浸しになり被害が甚大でした。寛文２（１６６２）年に鳩川の氾濫を防ぐため堤防の工事が行われた際、村の娘・お松が人柱になりました。
その後村人が供養としてお松の地蔵尊を建立。一度は１９７０年代になくなりましたが、平成５年に地元の方が新しく建立しました。現在は地元の有志によりきれいに保たれお花も手入れされています。近くに川津桜があり早春に桜を楽しませてくれます。