氷室椿庭園

茅ヶ崎市氷室椿庭園について…
三井不動産の元副社長氷室捷爾（しょうじ）さん・花子さんご夫妻の庭園が茅ヶ崎市へ寄贈され、1991年 (平成3年) 10月に開園したそうです。庭園の広さは、約2,800㎡。
庭園の椿をじっくりと見ると数時間はかかると思います。見応えがありました。椿とは思えないような変わったものもあり、楽しんで観賞できます。ご近所の方から、今年は花が小さめと聞きましたが、鮮やかで大きく、立派に咲いた椿を見て、私は感動しました。また種類の豊富さには驚かされます。
別荘として建てられた住居も昭和の趣があり 、椿庭園と相まって「和」を感じることができます。
設備として、トイレは建物の裏にあり、車いす専用駐車場が園内にあります。

茅ヶ崎駅南から徒歩で行ってきました。舗道の整備がいまひとつで、デコボコが多く、ちょっと歩きずらかったです。
椿は残念ながら盛りを過ぎたのか、ちょっと時期的に遅かったのか (4月19日) 。3月中だったらよかったのかもしれません。

椿の花のシーズンは3月からなのか、開花している椿は少なかったのですが、元は三井系の別荘だったこともあり屋敷前の松などの植木が丁寧に手入れされていて、庭石とマッチしていて素晴らしい庭になっています。高い松も樹齢は高砂緑地より若く見えますが見栄え良く手入れされているので、引きで目線を上にして見ていると、湘南に点在した別荘に相応しいロケーションだった理解できました。

住宅街の中で、道も狭く、人が来にくい反面、シーズンオフには閑静な、野鳥達の楽園になっています。良く手入れされている庭園で、車椅子にも配慮されていました。写真撮影などにも好まれる場所の様です。

氷室さんっていう椿愛好家の方がおられまして、その方の庭園が今は市に寄贈されて椿園になっておるのです。
そんなにひろくないけど、タイミングがいいといろんな椿が楽しめまっせ。
別荘地時代の茅ヶ崎を忍ばせる場所にもなっておりまする。

250種？くらいの椿が咲き誇る素敵な庭園ですが、住宅街のど真ん中で、駐輪場しかありません。バスだとわかりにくいです。自転車でも、一発で行けたことがないです。
しかし、嬉しい無料です。