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神奈川近代文学館

住所 神奈川県横浜市中区山手町110
電話 +81 45-622-6666
時間
火曜日09:30-17:00
水曜日09:30-17:00
木曜日09:30-17:00
金曜日09:30-17:00
土曜日09:30-17:00
日曜日09:30-17:00
サイト www.kanabun.or.jp
カテゴリー 博物館, 図書館, 観光名所
評価 4.3 19 件の口コミ
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神奈川近代文学館 件の口コミ

19
並び替え: 日付 最高評価 最低評価 最も参考になった
よねざわわいちろう
29 十二月 2023 9:01

私が訪ねたのは大分前だが、ここの特集展示に見るべきものを感じていた。私が個人資料館で応対したレファレンスで突出していたのが、資料を調べてきて「吉野作造の影が…」と語る近代史研究者は多かった。その吉野作造記念館はあるが、吉野の働きの何に、第三者への影響を感じたのか、議論の余地があるといつも考えていた。又島崎藤村の小説で、部落差別用語を問題にされた際の、島崎のその後の対応を描いた多くの書がある。そうした経過展開の展示があってもいいのではないか。「大正デモクラシーの寵児」TKが出したベストセラーを火種とする、菊池寛VS里見弴の「文芸的価値」VS「内容的価値」か、で物議を醸した論争。こうした「文学史」に刻まれているテーマの深堀が、近代文学館で出来ないものか。そう考えていた。
それと私が印象深かったのは、滋賀県のある博物館から来られた学芸員氏が、博物館で開催するN氏生誕百年特別展示の取材で来館された。開口一番「近江の聖人か」「希代の詐欺師か」と言われているが、どちらが本当か、資料ありませんかと言われた。なる程、前に私が訪ねた京都山科のN氏の資料館にある年譜の前史部分は空白だった。あれから時を経た今、地方紙の情報入力で、詐欺師云々部分は明白になったが、数多あるN氏評伝に言及は皆無である。また戦前中国での活動時代の話と思われるが「法螺(ほら)安」という、渾名が真偽不明のまま拡散していたクリスチャンS氏についてまわった呼称もある。前者同様いずれも宗教者である。しかも大正デモクラシ-の残光期の昭和初期である。かって「大正という時代を小説に書くのは難しい」(井上靖)の講演を聞いたが、大正研究も多いが、読み解けないものも多いのではなかろうか。作家・作品展示が悪いというつもりはないが、文学史に連なる問題のその先の深堀を、個人資料館の命題を凌駕する試みとして近代文学館に期待したいのだが。

WakaP
24 八月 2023 2:07

港の見える丘公園の奥に有り、たまたま時間が有ったので入ってしまったのが沼の始まりでした。
文豪ストレイドッグスの企画をやっており、その時は興味が無かったので素通りでしたが、記憶の片隅に残っており、アマゾンプライムビデオで試しに見始めたら止まらなく成り、漫画も買う始末!なんてことだ!

夏目漱石、谷崎潤一郎などの色々な作品や背景など見てて実に見ごたえが有り、実に素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
谷崎潤一郎は今まで読んだことが有りませんでしたが、ここを訪れたのがきっかけで読んだら凄かった!
ナオミの元ネタも読むことで知ることが出来ました。ここを訪れた事は私にとって、今まで知らなかった文豪達との繋がりを持てるきっかけと成りました。
ありがとうございます

K Matsu
12 七月 2022 2:18

横浜港に近く、ロケーションは最高です。ただし、たどり着くまでにやや苦労しました。(ローズガーデンに入り込んでしまうと出口がわからなくなります)

以前併設されていたカフェは閉店しているので、こちらも注意が必要です。

muradon8150
06 七月 2022 16:45

港の見える丘公園から霧笛橋を渡り、大韓民国領事館へ向かう途中にある。
近代の文人を紹介し、深掘りするきっかけを与えてくれる場所。と感じる。

2022年3月末まで施設改修工事で、全面休館(含貸し会議室)なので注意。

Zamza
29 三月 2022 14:58

全国にある文学館の中でもトップクラスに君臨するのではないかしら。

とてもステキな場所。

定期的に企画展を検索してしまう。

常設展では夏目漱石ゆかりの品がある。

品のある佇まい、風致豊かなロケーション。

デートにも良いし散歩にも良いし。考えごとするのにも向いている。おすすめ。

村上尚子
30 一月 2022 9:51

樋口一葉展に行って来ました。
展示は充実していたし、朗読のコーナーも楽しみました。
だた、
残念だったのがひと休しようと館内のカフェに寄ったら…店長らしき年配の女性が甲高い声で店員さんを罵倒し続けていてとても不愉快極まりない思いでした。堪りかねて少し静かにして頂けませんか? 、と言ったら店員が悪いからとくどくど言い訳…折角の時間が台無しにされた思いでがっかりして帰途に着きました。

mako
25 十二月 2021 2:24

去年大岡昇平の展示を見ました。
学生証提示で無料で見ることができてよかったです。
個人的には立地がとても好きでした。
そばには海が見える素敵な空間です。
落ち着いた場所でじっくりと横浜を味わえます。

午前三時
04 十一月 2021 5:44

佐藤さとる展にいきました。
横浜、横須賀との関わり、戦争や戦後の復興、開発や環境破壊など、バランス良く取り上げられていました。常設展も、地元、横浜と文学者の関係に着目した展示で、楽しませていただきました。

komatsuno
27 十月 2021 21:57

近代文学の概念は"専門家では無い"ので詳細は憚れるが"現代文学"だとやはり"村上春樹"さんが間違い無く"日本を代表する小説家"だと感じる
しかしながら"評価よりも記憶に残る日本の小説家ならば"村上龍"さんだと感じる
"限りなく透明に近いブルー"は衝撃的 (当方にも) な小説だったとやはり感じる

横浜デジカメアルバム
16 九月 2021 6:20

コロナ禍で延期を重ねた「佐藤さとる展(コロボックル物語)」が始まりました (2021/7) 。見応えのある展示でした。
神奈川ゆかりの作家の常設展の他、定期的に企画展を行っています。先日の夏目漱石の特別展は多くの人が訪れていました。丹念に足跡を辿ることができ興味深かったです。
港の見える丘公園から文学館へ渡る赤煉瓦の橋からはベイブリッジがよく見晴らせ、春には袂の桜の大樹が見事な花を咲かせます。

青木玲
13 六月 2021 9:40

静かにゆっくりと鑑賞できた。『新青年』展を鑑賞してたら側にいた女性が当時の挿絵画家のお孫さんとのことで驚いた。文豪ストレイドッグスの影響か10〜20代とおぼしき若い女性が多い印象を受けた。物販コーナーでの購買意識も旺盛だったのは喜ばしい限り。

M Y
19 二月 2021 9:34

神奈川近代文学館の展示は作者や作品について深掘りされたものが多く、作家の創作の視点や背景、作品の輪郭がよく理解できるように工夫されている。大変な労力と情熱によってまとめられており、展示構成者、編集者の方のご苦労、ご努力に敬意を表します。さっとみていくだけでも1時間はかかりますが、しっかり展示をみて、読んでいくとしたら2時間程度をみたらよいと思う。
ここに行かれたら図録の購入をおすすめします。入場料よりも高いのですが(入場料が700円かな。図録は900円から1200円くらいだったかと)、展示内容のエッセンスがとても良くまとめてあるので非常に有益です。この内容の濃い展示をみて、読んで記憶していくことは到底、不可能なのでこの図録があることで、ようやく展示に触れたときの印象を呼び起こすことができる状態です。
時期外れに訪館することが多いのですが、展示のハイシーズンには著名な俳優の朗読や小説家や研究者による講演などもあるようです。混みそうなので、行ったことはないのですが。

大森理恵子
03 一月 2020 2:47

建物の雰囲気とか、イベントの内容は素晴らしいとおもうのですが、それを台無しにするのが
受付スタッフの方の態度なんですよね.
ゴミ箱が入り口近くにあって、入館前にゴミを捨てようとしたら会話を聞いていたのか出口のスタッフが捨てないで持ち帰ってくださいって言って来たんだけど、じゃあなんの為にゴミ箱設置してるんだろ. ちゃんと展示も見たし、ゴミ捨てるためだけに寄ったわけでも無いし.
捨てちゃいけないゴミ箱なら設置しないで欲しいんだけど.

山口範夫
09 十二月 2019 11:13

優れた企画展を高い頻度で開催しており、文学ファンには嬉しいところ。今回の中島敦展も、作家が現前するようで良かった。次回の獅子展もだが、春の大岡昇平展に大いに期待している。
しかし思い出すのは10年以上前の埴谷雄高展。あれは本当に楽しかった。また埴谷展も
やってもらいたい。

s izmi
09 十月 2019 20:36

木の合間に建ってるかのような建物で、こじんまりとしてますが、なかなかコアな展示をやってたりします。
華やかさは無いけど一度来ると記憶に残るような。
真夏に階段や坂を登るのはちょっと辛いけど、秋口は紅葉を見ながらのんびり散策するにもいいかと。

斉藤聖
12 七月 2018 20:47

神奈川にゆかりのある作家について、
作品とひもづけて紹介されています。
一人につき必ず生原稿があります。
山本周五郎の『季節のない街』と
横浜が関係していることを知り、驚きました。館内には喫茶店もありました。

坪井良夫
11 五月 2018 23:27

「山川方夫と三田文学」展
素敵な催しでした。
梅も咲いていてとても嬉しかったです。
サンドイッチとアイスコーヒーのセット美味しくいただきました。
ご馳走様でした。

澪ハイパー
25 十一月 2017 15:47

文豪について色々なことが知れてとても良いです
とても楽しいですがあまり混んでいないので不思議ですね
大好きな太宰さんのムービーなど資料がいっぱい見れたので大満足です
太宰さんの本も買いました.

横浜デジカメアルバム
19 十月 2017 11:02

神奈川ゆかりの作家の常設展の他、定期的に企画展を行っています。先日の夏目漱石の特別展は多くの人が訪れていました。丹念に足跡を辿ることができ興味深かったです。
港の見える丘公園から文学館へ渡る赤煉瓦の橋からはベイブリッジがよく見晴らせ、春には袂の桜の大樹が見事な花を咲かせます。

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