日蓮宗金谷山大明寺

日蓮宗の三浦半島における本山。
太田資康公の墓所もある。
元は横須賀汐入近くの龍本寺が旧境内地だったが、彼方を残したまま本山としての寺院機能をこちらに移転した様だ。
開基の石渡家は今も三浦半島に子孫を多く残す。
石渡家は座間氏の分流と伝わり日蓮上人を出迎え接待護衛した一族で、その場所が龍本寺、大明寺は石渡家菩提寺でもある。

日蓮宗の、寺院です。
昔は、大妙寺だった様ですが、江戸時代に変わったようです。

コロナの感染予防策もとっていて、駐車場も完備されているし、御守り等がとても格安です。

祖父母が眠るお墓がある、子供の頃から馴染みのお寺です。
天気の良い日には富士山を望む事もできます。
お彼岸の時などは、お団子なども販売しています。
年末には除夜の鐘がなり、年始にはキャラクターの御守りが売っているそうですよ!
お墓参りの際にはお供えの仏花もひと包500円で販売されていて、お線香も50円です。

今回は、大明寺の花祭り (釈迦の降誕祭) に参加して来ましたが、法要の場となった釈迦堂 (これ自体が文化財）内部の格子天井や梁に施こされた龍神等の彫刻は彩色が無い分だけ厳かな威厳を覚えますし、梁の壁に描かれた釈迦誕生から涅槃に至る壁画 (一部に彩色が残って居る）は、一見の価値が有るでしょう。又、法華30番神と言う貴重な仏像 (此方は傷んだ箇所を修復し、彩色が施されて居ます。）も安置されて居る貴重な施設です。この他にも貴重な仏像等の文化財が多数安置されて居る大明寺 (三浦半島に於ける日蓮宗の本山）ですが、物見遊山で行く事だけは避けていただきたいですね。

日蓮宗寺院。
かつては、32ヶ寺に及ぶ末寺を持ち、別称三浦本山と呼ばれていました。
京都本國寺末寺で、六条門流になります。
JR横須賀線衣笠駅から、徒歩10分程。
高台に広大な敷地を有します。
参道が綺麗でした。