八幡下圦樋
住所 | 神奈川県川崎市多摩区宿河原6丁目13 |
電話 | +81 44-935-3239 |
時間 | 00:00-24:00 |
サイト | tamakukanko.sakura.ne.jp |
カテゴリー | 史跡 |
評価 | 4 5 件の口コミ |
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八幡下圦樋 件の口コミ
5 毎年必ず桜を観に行きます。
穴場でしたが、最近は海外の方も来ます。
朝、昼、夕方と天気と光の加減で風景がガラリと変わるので一度行っただけではここの良さはわかりません。
碑があり、下のように刻まれてました。
八幡下込樋とは、この二ケ領用水の水を堰止め調整したものである。当時の工事請負人関山五郎右衛門という人により明治四十三年四月に完成した。
其の昔(年号不明)、現在の宿河原二丁目二十四番地(宿河原幼稚園)附近を起点に東は高津区字奈根まで多摩川の旧堤防が築かれていたが、洪水により下流の洪水を防ぐためにここに入堀より多摩川に放流して水を調整したものである。
最近この込樋が逆に堰となり、洪水の度に近隣の住宅に水害を起こすことにより取り壊されたのである。
他に説明板があり、下のように書かれています。
<二ケ領用水>
「土木学会選奨土木遺産」は、社団法人土木学会が、日本国内の歴史的建造物のうち土木構造物について、これの保存に資すすることを目的として構造物群を「土木遺産」に認定して顕彰する制度、及びこれにより顕彰された土木構造物群のことです。2000年より認定を開始しています。
この二ケ領用水は、当時江戸時代以前の1597年(慶長2年)開削に着手し、現在の多摩区から川崎区に渡る灌漑用の水路として、14年の歳月をかけて1611年(慶長16年)に造られたものです。当時の川崎領と稲毛領の二つの領に水を引いたことが名前の由来とされています。
本用水は、当時と姿を変えていますが、多摩川流域では最古で最大の農業用水であり、現在にその機能を残す貴重な土木遺産として後世に保存するべく評価を得て、平成24年度に土木学会より認定されました。
<二ケ領用水竣工400年記念>
二ケ領用水は、2011年(平成23)年3月に竣工400年を迎えました。農民たちの大変な苦労や努力があってこそ完成した二ケ領用水は、コメの収穫量を大幅に伸ばし、人々の生活を豊かにしました。また、今では豊かな緑と水の散歩道として市民の憩いの場にもなっています。川崎の発展を支えてきた二ケ領用水を、再び見つめなおし、その価値を後世に継承していきたいと、市民による様々な記念事業が実施されました。これらさまざまな取り組みをふまえ、「二ケ領用水のこれから」を見据え、多摩区と二ケ領用水の未来を発展させていくことを願い、この記念看板を建立しました。