ルーミスシジミ生息地
住所 | Nara |
時間 | 00:00-24:00 |
サイト | www.pref.nara.jp/secure/3201/kontyuu-daihyou.pdf |
カテゴリー | 景勝地 |
評価 | 2.7 7 件の口コミ |
最寄りの枝 |
|
近くの同様の会社
|
ルーミスシジミ生息地 件の口コミ
7 天然記念物として登録されている正式名称は「ルーミスシジミ生息地」(文化庁の文化遺産データベースを参照)。
ルーミスシジミはシジミ蝶の一種ですが、奈良県の記録によれば「1990年代に目撃情報はあるものの発表はされておらず、1950年代末以降記録が途絶え、危機的状況にあるといえる」状態であり、一般的には絶滅したものと考えられています。
春日山原始林自体が国の特別天然記念物で、奈良公園の鹿やナギの樹林も天然記念物。ここで言う昆虫はルーミスシジミなのだが、これは昭和7年 (1932年) に天然記念物指定された小型の蝶々。アメリカ人宣教師ルーミスが、1877年、千葉県君津市の鹿野山で発見した。6から7月にかけて発生し、そのまま越冬し、翌年春にイチイガシに産卵するライフスタイル。褐色の翅表にコバルトブルーの構造色の斑紋を持ち、裏面は明るい灰色。普通に分布するムラサキシジミより小型で明るい色合いであり、区別は簡単。森林性で湿度のある春日山原始林は、保護に適していると考えられていたが、台風被害や農薬散布などのため、昭和40年代に絶滅したとされている。天然記念物であったがために、絶滅に至った経緯は調べられていない。同様なことは、伊勢神宮の神宮林でも起こっており、樹林全体の保全が重要と考えられる。
奈良、春日山原生林の奥山ドライブウェイ沿いに、生息地が二ヶ所ある。ルーミスシジミは、シジミチョウ科に属するチョウで、暖地の照葉樹林に生息する。国の天然記念物に指定されているが、現在ではすでに絶滅したといわれている。和名は、最初の発見者、アメリカの宣教師ルーミスの名にちなむ。大きさは、3センチ程度で はねの表面は青色をしている。
奈良県によれば「1990年代に目撃情報はあるものの発表はされてお
らず、1950年代末以降記録が途絶え、危機的状況にあるといえる」としており、一般的には絶滅したものと考えられている。