菩提院
住所 | 奈良県奈良市高畑町1126 |
電話 | +81 742-23-0797 |
カテゴリー | 仏教寺院 |
評価 | 4.4 7 件の口コミ |
Bodaiin | |
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菩提院 件の口コミ
7 料亭菊水楼のすぐ西隣にあるお寺で、お寺の入り口の扉は閉まっていますが、カギはかかっていませんので静かに開けて入らせてもらいます。冷やかしの観光客や鹿さんが入らないための扉でしょう。
寺伝では、奈良時代に玄昉により創建されたと伝わお寺ですが、実際には玄昉の菩提を弔う一院として造営されたとの見方もあります。境内はいたって静かで、大きな十三鐘の鐘楼や鹿を誤って殺してしまった少年僧を生き埋めにした石子詰めの遺跡があります。是非とも手を合わせていただきたいと思います。現在の堂は天正8年(1580年)の再建です。
近松門左衛門の演目「十三鐘」が、この寺院に伝わる三作石子詰めの供養塔の話であることが広く伝わっていたからでしょうか廃仏毀釈でほぼ奈良公園全体に存在した寺院の中で唯一現存するある意味珍しい寺院です。
この演目が元になって花札の「鹿に紅葉」の絵柄できたそうですので庶民への知名度はかなり高かったのではと思われます。
無料でお参りできるのですが鹿にしたら簡単に飛び越えられる扉を開けてまで入る方は大変少ないです。*生埋め伝説が理由かも
興福寺の五重塔を遠方に望むことができるので定番の撮影スポットの一つです。
紅葉に築地塀が綺麗なので外人がよく写真を撮っています。入口が閉まっているように見えますが押すと開きます。十三鐘 (じゅうさんかね) 昔明け七つ (午前4時) と暮れ六つ (午後6時) に鐘を鳴らしたのでこう呼ばれます
三作 (さんさく) の供養塔があります。三作は興福寺の小僧で誤って鹿を殺したので1丈3尺の穴を掘り鹿を抱かせて石や瓦を入れ生埋めにされました
母一人子一人だったので母のおみよさんは息子の供養のため毎日鐘をついたらしい。おみよさんは自分が亡くなったあと誰も三作の供養をしてくれなだろうと思い、紅葉を植えました
これが花札の鹿と紅葉の由来です。今では今度産まれる時は長命にという思いの亀の石像に五重塔の供養塔が建っています
奇妙なトラベラーたかぼん
興福寺自体は有名だが、この子院の存在はほとんど知られていない。
奈良市内の観光名所の中では、生死について深く考えさせられる場所だと、私は思っている。
詳しい由緒については検索してください。そしてご興味を持たれたら、ぜひお参りに来てください。
御朱印をいただきました
稚児観音(300)
御詠歌(300)
駐車場:有料
拝観料:無料
大和北部八十八ヶ所霊場
興福寺 中金堂横の中金堂再建勧進所(授与所)でいただきました。
サンプルの表示はありませんが、記帳していただくことができました。
菩提院が建立される元となった鹿が入ってこないようにするためでしょうか、鹿よけの門がありますが、開けて入ることができます。
鹿避けの扉に深い意味を感じてしまうのは自分だけだろうか?
花札の猪鹿蝶の鹿の札はこちらの寺院でのお話しが元だったりします。
鹿を不注意で殺めて処刑された息子のために母親が自分が亡くなった後も供養して欲しいと植えた木の紅葉と鹿の組み合わせが札の絵柄の話しです。秋はイチョウの紅葉は素晴らしいですし、こちらから望む五重塔もグットなのですが鹿避けの効果か訪れる人とすれ違った事が有りません。寺院で無く神社だったら必勝祈願でいっぱいの人が訪れるのかな?