大直禰子神社(若宮社)(国指定重要文化財)
住所 | 奈良県桜井市三輪177 |
電話 | +81 744-42-6633 |
サイト | oomiwa.or.jp |
カテゴリー | 神社 |
評価 | 4.2 9 件の口コミ |
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大直禰子神社(若宮社)(国指定重要文化財) 件の口コミ
9 (おおたたねこ)神社と読む。これは普通読めない。何か近所にいそうなオバチャンの名前で普通は「太田種子」「大田多根子」と書く。さらに紛らわしいのが、古事記では男性であり、神(みわ)の君・鴨の君の祖であるとする。
奈良時代には大神神社の神宮寺で「大神寺(おおみわでら)」として栄え、明治時代までは「大御輪寺(だいごりんじ)」と呼ばれ神仏分離により十一面観世音像は聖林寺に移され国宝に指定されている。本殿は大御輪寺の本殿だったところで創建当初の部材も残っており重要文化財に指定されている。
古事記によると、大和の大物主神が活玉依姫(いくたまよりびめ)に毎夜通って産ませた子の子孫が河内の美努(みぬ)村の意富多多泥古(おほたたねこ)であった。
その後、崇神天皇の御世、疫病が流行した時、天皇の夢に大物主神が現れ疫病は自分の仕業であり、自分の血を引くオオタタネコの手によって祭られれば収まると告げる。
そこで探し出された彼を大物主神の祭主に据えるとたちまち疫病が収まり平安を取り戻したという。
そのオオタタネコを祀る神社であり、疫病退散を願いぜひとも参拝したいところ。
今回で2回目の訪れ。
この境内の雰囲気は、古式ゆかしい? 雰囲気が漂っているように感じるのは、私だけだろうか。
境内を覆う木々、磐座といい、池といい…
落ち着いた中での参拝。
そうそう、拝殿の右手奥に「菩提樹」があるのをご存知だろうか。
社殿は神仏分離以前の神宮寺である大御輪寺の本堂であり、創建は奈良時代に遡る。
神仏習合の時代には十一面観音立像が本尊として安置されていたが、神仏分離で大御輪寺が廃寺となった際に桜井市内の聖林寺に移された。
この十一面観音像は国宝に指定されており、日本で随一の美しい姿であるとされる。
聖林寺に新たに収蔵庫が建てられ、2022年8月より拝観可能となっている。
疫病の蔓延により国家の危機を迎えたとき、大物主より「オオタタネコをもって自らを祀らせよ」との神託を受けた天皇は茅渟県の陶邑 (現 堺市) からオオタタネコを招いた。オオタタネコは大物主の子孫とされている。
祭殿は明治時代の廃仏毀釈で廃寺とされた大御輪寺本堂の遺構。
大神神社摂社
大直裲子神社 (若宮社)
御祭神 大直裲子命 おおたねこのみこと 御祭神の大直裲子命は大物主大神のご子孫です。 第10代崇神天皇の御代に疫病が流行し 困難が起こった時天皇の御夢に現れた大物主大神の神託によって現在の堺市に大直裲子命を見出され大神を祀る神主にされると疫病が治まり国が平和に栄えたとされます。 また御祭神は大物主大神のご子孫であることで若宮社と呼ばれ春の大神祭では 若宮の御分霊が神輿にのせられ三輪町を巡幸されます。 神仏習合の時代は大神寺、後に大御輪寺として永らく大直裲子命の御神像と 十一面観音像(現在は聖林寺)はあがめられました。 本殿には奈良時代の大善寺創建当初の部材が残り 貴重な大神寺の創建当初の部材残っており遺構として国の重要文化財に指定されています。
大神神社の観光客が来ない静かな場所にで、落ち着いた古い屋敷が並んでいます。この神社の名前を正しく発音できる人は少ないと思います。オオタタネコ神社。聖林寺の国宝十一面観音は、神仏習合の時代こちらの大神寺におられたそうです。
大神神社の参拝ルートを普通に回ると最後に参拝することになる神社で、大神神社の若宮社として、主祭神の大物主命の子孫にあたる神様が祭られている。門前から二の鳥居に至る小道には甘酒等を提供する甘味処があって、参拝で疲れた心と体を癒してくれる。
日本最古と言われる山の辺の道を散策していると見えてくる大直禰子神社(若宮社)。
家が並んでいるところに突然現れ、国重要文化財に指定されているそうですが、前にある杉の木がとても立派でした。思わず足を止めて見いってしまいました。