赤土山古墳
住所 | Nara, Tenri, Ichinomotocho, 2920-1 |
時間 | 00:00-24:00 |
サイト | city.tenri.nara.jp |
カテゴリー | 史跡, 墓地 |
評価 | 4.2 6 件の口コミ |
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赤土山古墳 件の口コミ
6 東大寺山丘陵の南側を流れる高瀬川沿いに東西方向に築かれた古墳時代前期の和邇氏ゆかりの首長墓で東大寺山古墳の次に築かれたそうです。高瀬川流域は東国(伊勢など)への交通の要所で目立ちはするが古墳築造に適さない険しい所に築かれていました。
東隣りのシャープ天理総合開発センターがあるエリアは東大寺山遺跡と弥生時代終末期の高地性集落があった所です。
過去の地滑りで円墳部の両側が崩れていたため前方後方墳だと思われていた所で埋葬部分の粘土や腕輪形副葬品なども崩れ落ちていました。尾根を削った掘り割りや家形埴輪祭祀遺構、造出し、くびれ部の円筒埴輪などが復元整備されいますが古墳全体は崩れているのが伝わる形状でした。
当古墳の見所は墓道と造出し間に作られたジオラマのような埴輪による祭祀遺構です。東大寺山丘陵を思い浮かべるような石組みに家形埴輪、水の祭祀が行われていた囲形埴輪など東大寺山古墳群NO1スポットだと思います。
和邇氏は春日氏と名を変えて現在の春日大社付近に移り住んでいたとも伝わり藤原氏に代わる以前から鎮座している水谷神社と囲形埴輪が何となく似てるようにも見えてくるから不思議です。
駐車場は有りません。
JRからでも余裕の徒歩圏内で、和爾下神社の参道など至る所に案内がある所なので矢印に進むめば良いのですが、古墳西側の宅地内は若干迷うのでGoogleマップなどを利用して西から児童公園へ向かえば遠回りせずにたどり着けます。
天理インターを降りて北に進み最初の信号のある交差点和爾下(わにした)神社前を右に入ります。鳥居をくぐるのでちょっとびっくりしますがそのまま進んでください。すぐに灯篭などが見えてきますが左手の森の中に柿本神社の石碑や鳥居やなどが見えてきます。ここは通り過ぎて緩やかな坂道をまっすぐ登っていきましょう。そのあたりまで行きます有料老人ホームがあるのでその左の道を上がっていきます。シャープの社宅の方を目指して坂道を左手に登って行ってください。しばらくすると三叉路があり、右手に入る道の奥に古墳の一部が見えてきます。特に車を停める所はないので、適当な場所を見つけて停めてください。シャープさんのお陰か赤土山古墳はよく整備されています。やや説明板などは劣化していますが、円筒形埴輪が置いてあったり、子どもの学習には大変分かりやすいと思います。もちろん大人にも分かりやすいです。とにかく車を停める所がなかなか見つからないので、周辺を車で一回りしてポイントをつかんでから安心できる場所に車を停めて徒歩で見て回った方が楽しめると思います。
169号線の交番の信号から行けば何とかなると思ったのが間違いで、かなり苦労した。予定は東大寺山古墳と東大寺山古墳群もだったのだけど、今日は赤土山古墳で終わった。それらしき標識はあるのだけど分りにくい。シャープの研修施設、崖、竹やぶ、天理教施設、住宅地、高瀬川で幻惑されウロウロしながらシャープの研修施設と民家の隙間に古墳らしきものを発見できた。
余談だが、お隣のシャープさんの研修施設は人気がなく、現在のシャープの実態そのものの感が漂う。改めてマップで確認すると名阪国道側からのアクセスは良い。有休施設の含み価値はあるけど、事業で生かして欲しいもんだ。
「上つ道/万葉の道」巻二十四の二の六 天理市櫟本町
赤土山古墳(あかつちやま こふん)
JRまほろば線「櫟本」駅より徒歩20分
緩やかな長い坂を登りきるまで少し時間がかかりますが、和珥氏(わにうじ)の本拠の頂上を体感するために一度は訪れてみましょう。もちろん、和珥氏の本拠は奈良市から東麓の広大な範囲だったわけですからこのくらいの眺めは常に得ていたとは思いますが。
このくらいの整備された古墳はいつも頂上付近にポツンと1~2本、樹木を植えられているのは「映え」狙いでしょうか?それとも自然体でしょうか?ついレンズを向けたくなります。
神社の鳥居をくぐり、新築間もない
住宅が建ち並ぶなだらかな道を縫い
進んで行くと、やがて息が荒くなる
ほどの坂道へと変わってゆきます。
その丘陵地の頂きに「赤土山古墳」が
所在していました。ゲートや石碑も
設けられ、保全・整備の行き届いた
心地のよい古墳でした。
墳頂へのアプローチも設けられてい
て、何らの苦労もなく登れました。
墳頂からの眺望も良好で、東大寺山
古墳群のパノラマが展開しています。
およそ30年前に発掘調査がなされて、
その後に公園化が進められました。
JRまほろば線/櫟本駅より徒歩25分
直線距離で、不動産表示 (80m/分) に
すると10分前後なのですが!
「はにわの里コース」に組み入れられ
ており、周辺スポットを含めた散策
の際には、参考にすべきかと。