不退寺

（2021年5月情報）

仁明天皇の御勅願により在原業平が建立した古刹。

在原業平が、本尊聖観音像を安置して衆生済度のために「法輪を転じて退かず」と発願し、不退転法輪と号し、不退寺と称すようになったという（当地掲示板より）。

日曜日の午後の拝観でしたが受付は納経所で本堂は閉まってました。本尊の聖観音菩薩は修復中とのことで残念でしたが他の仏像は修復を終えて拝観出来ました。驚いたのは御朱印の美しさです、筆の先生の様な美しい書体は感動しました。

よく通る道に、不退寺の看板があり気になって調べたら在原業平の縁のお寺ということでいってみました。
紅葉の季節で見上げると陽が差した赤緑黄の葉っぱの透き通るグラデーションが。そしてそれは目を落とすと水面にも。素敵なお庭でした。

奈良に数多ある寺院の中でも、およそ最悪だろう。拝観料が、拝観内容に比して高すぎるに加え、案内する住職と思しき老体が、極めて狷介で、何を応えるにも喧嘩腰。人間としての常識すら、身につけていない。この老体とて、数十年に亘る仏道修行をしてきたのだろう。それが何もなっていないどころか、人格を貶めるために修行してきたのか、と訝しくなる。

2年前に菩薩寺巡りで奈良へ。
菩薩御朱印も頂いてきました。

在原業平ゆかりのお寺です。良いお庭だった筈が手入れをされてなくて草茫々、萩の花も雑草に紛れ…なんとかならないかと侘しい気持ちになりました。

ざっくり言って手入れが出来ていない！業平さんが気の毒! 色々な所をまわったけど本堂は蚊が多くとても長く立っていられないし体の不自由な高齢のお坊さんの愛の無い説明も今迄まわったどこよりも印象悪かったし! あのままだと大切な本堂もいたみが早いんじゃないかと…友達と話しながら不退寺を後にしました! お庭も木も草も歩道も良く言えばありのまま! …そのままでした！時期も悪いと言われましたが…
でもそれなりの美しさがあるものです！かえって今迄拝観させていただいたお寺さんの努力がよく分かりました！