薬園八幡神社
住所 | 奈良県大和郡山市材木町32 |
電話 | +81 743-53-1355 |
サイト | www.jinja-net.jp/jinjacho-nara/jsearch3nara.php |
カテゴリー | 神社, 観光名所 |
評価 | 4.6 12 件の口コミ |
Yakuonhachiman Shrine | |
最寄りの枝 葛上神社 — 奈良県奈良市中町3840 和爾下神社(上治道宮) — 奈良県天理市櫟本町2490 春日神社 — 奈良県生駒郡平群町平等寺241 春日神社 (津風呂) — Nara, Misasagicho, 1560 |
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薬園八幡神社 件の口コミ
12 749年、大仏鋳造の守護神として大分の宇佐神宮から八幡神を勧請して創設されたことが『続日本紀』に記された由緒ある古社で、平城京南の梨原宮にあった薬草園に神殿を造って迎え入れられ、7日の悔過行ののち、東大寺に移ったとされ、その後、梨原宮に分霊して祀られていたが、1491年に大和郡山城築城にあたって、守り神として現在の材木町に遷座された。
19/04/13、参拝。あいにくお寺の方が居られず、御朱印は改めて。
主祭神: 八幡大神 ひめのおおかみ
住宅街にある、こじんまりとした神社です。社務所はお留守でしたが、インターフォンで連絡して御朱印を拝受できました。境内には薬草が色々育てられていて、御朱印をいただく間に見て廻っていました。
奈良時代創建の神社とは思えないほど、ふらっと立ち寄れる場所です。城下町郡山ができる前から存在していたなんて。初詣に行ったら奥様らしき方が「あまざけどうぞ」と声を掛けてくださった。ありがとうございます。
平城宮の南、梨原の薬園新宮内に設えた神殿に迎え祀られりし、梨原の地は元々広大な薬園のあった所で、新宮の名も此に因ります。東大寺へ遷座の際、八幡大神の御分霊をこの新宮内の神殿に留めて奉斎し、由緒ある薬園の地名を冠して命名されたのが、創始とされています。
鳥居の横に「国史現在社薬園八幡神社」の石碑が立っている。これは『続日本紀』(巻十七)に、「天平勝宝元年(747)十一月、於南藥園新宮大甞。以因幡爲由機國。美濃爲須岐國。」とあることによる。
大仏造営の宇佐八幡大神が多いに力を発揮し、宇佐から八幡大神を大和に勧請した。その際、平城京の南、当社の北約1kmの梨原の薬園新宮内にお迎えした。それが当社の創建の由緒。後に東大寺へ遷座の際、御神霊の分霊は当社にとどまった。
聖武太上天皇の勅願で、朝廷より奉幣に預かったが、次第に衰え、足利時代末期に当地に遷座した。
所在地:大和郡山市材木町32
アクセス:近鉄大和郡山駅より東へ徒歩10分
宇佐神宮の神様が、東大寺の鎮守社・手向山八幡宮へ向かう際、平城京へ入る前に郡山の地で休まれたことから、そのご縁で分霊された八幡神社のうちの一社です。
境内は歴史の古さを感じながらも綺麗に管理されており、地元から愛されてる神社に思えます。
東西をお寺に挟まれてるゆえか、少しそれっぽい雰囲気がします。ろうそく(灯明)の10円お供えもあるので、なおさら寺院風味です。
拝殿内部には、様々な絵が数多く飾られています。その他、社殿の細かい意匠や、鉄製の灯籠など、興味が尽きません。
神職の方の応対も丁寧で、とても気持ちがよかったです。
話好きなお婆ちゃんが凄く親切にしてくれます。神社が出来た逸話から、太平洋戦争時に灯籠が鉄回収を免れた話もそう。狛犬の雄雌の象徴が両方にあること、本殿のふすま絵の話なども写真を手に嬉しそうに話してくれるのでこちらも感情が入って楽しくなります。
朱印をもらうだけなのも良いですが、せっかくなので逸話を聞くと神社仏閣に対して深みが増します。それが違うことと繋がったりするので損はありません。
人間ですから胸を張ってる神社は沢山理解したくなるものです。
入って最初に目にするのは、
建物の彫りが凄い。
建物と祠が、狭い所に、5棟。
殆ど歩かなくて済む。
おみくじと絵馬が買える。
引き返して、帰ろうとしたら、
入り口の左右に、
生薬の植物が、植えられていて、
夏休みの宿題とかに、
写生したら良いかも。 (^-^) /
JR郡山駅近し。
大変古く、由緒のある神社です。
そう広くはないのですが、見処が多いです。
本殿の建築や植えられた薬草はもちろん、戦時中の金属類回収令もくぐり抜けた鉄製の灯籠やオスメスの区別がある狛犬などなど、歴史が凝縮された感じです。
大変感じのよい神職さんが御朱印を書いてくださいました。
優しい雰囲気の漂う素敵な神社でした。
一見すると街中にある神社という赴きではありますが、聖武天皇が朝廷の薬草園に八幡神を勧請したことに始まるとされる、由緒ある神社。
読み方は、「やくえん」ではなく、「やくおん」だそうです。
大和文華館の図録で薬園八幡神社所蔵の八幡神画像を見て、「へぇ~、そういう神社もあるんだ?」とは思ったもののスルー。同日夕方にJR郡山駅から近鉄郡山駅に移動する道すがら、何と左手に薬園八幡神社が鎮座しているではないですか (私は関東の人間であり、郡山には旅行の途中で初めて来たので、土地勘は全くありません) !?スピリチュアルな能力などは皆無なのですが、呼んで下さったのかなという思いで参拝しました (当日はもう遅かったので、翌12月20日参拝) 。
御朱印を書いて下さった宮司さんは、とても人当たりの良い方でした。文字は小ぶりながら、繊細で達筆。
全くの予定外でしたが、参拝して良かったと思える神社でした。
梨原(なしはら)宮跡に立つ薬園(やくおん)八幡神社。749年、大仏完成擁護の神託を奉じた八幡神は、宇佐(大分県宇佐市)から平城京へと向かい、ここ梨原宮に神殿を造って祀られました。当時、この辺りは『薬園の庄』と呼ばれた広大な薬園(薬草の畑)だった様です。そして、八幡神はここから東大寺に向かって若草山山麓に鎮座し『手向山八幡宮』となったのだそうです。