法輪館
住所 | Nara, Chuincho, 11 |
時間 | 09:00-17:00 |
サイト | www.gangoji.or.jp |
カテゴリー | 博物館 |
評価 | 4.4 7 件の口コミ |
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法輪館 件の口コミ
7 21/07/05、キキョウを見に、久しぶりに元興寺をお詣りし、1965年に建てられた法輪館を訪ねた。
・ 建物の中に入ると、かつて「小塔院」の小塔堂に安置されていたと言われる高さ5.5mの五重小塔がまず目に入る。この塔は内部まで詳細に造られた国宝の五重塔で、屋内に置かれていた正真正銘の建造物で、痛みが少なく、奈良期の五重塔の構造を知るための大切な資料だと言われている。
・ 1268年に鎌倉期の仏師・善春らが作った16歳の聖徳太子立像は、髪を結い、柄香炉を持ったお姿で、美しい像だ。元興寺で盛んだった「聖徳太子信仰」を象徴するかのようで、国指定重要文化財。2歳の頃、「南無仏」と唱えるあどけない姿を写した像も安置されている。
・ 鎌倉期に彫られたという木造弘法大師坐像は、真言宗との関係も良好で、「大師信仰」も盛んだったことを示す像で、国指定重要文化財。
・ 平安期の木造阿弥陀如来坐像は、元興寺と興福寺の子院「禅定院」に安置されていたものが元興寺に移されたそうで、国指定重要文化財。
・ 西国薬師四十九霊場第5番札所の薬師如来が左手に安置されている。
写真は禁止なので、一生懸命見て、印象に残しておきたいものだ。
法輪館(元興寺総合収蔵庫)です。
・五重小塔(国宝)
・智光曼荼羅(重文)
・木造阿弥陀如来像(重文)
・木造聖徳太子立像(重文)
・木造弘法大師坐像(重文)
・南無仏太子像(県指定文化財)
などがあります。しかし、せっかくの文化財ですから、照明などを工夫して、もう少し厳かに展示して欲しいです。個人的には入口に掛かっていた、旧境内の地図が往時の元興寺の大伽藍を偲ぶことが出来て、大変参考になりました。
~平成26年8月19日(火)報道発表~
紙製地蔵菩薩立像(元興寺所蔵)の新知見について
元興寺所蔵紙製地蔵菩薩立像の構造は、体部を前後の型に紙を貼り付け、二つを貼り合わせた張り子になっており、X線透過撮影の調査により木製小型の地蔵菩薩像17体が胴体部前面に埋め込まれていることが確認できました。
また、納入されたお札や経文類の調査により、宝永や享保の年号を記した紙片があることから、本像は大仏殿再建のころに造立されたと考えられます。In 1961 the Institute for Research on Relics of Medieval Folk Beliefs was originally established for research and preservation of over one hundred thousand remains unearthed from excavations carried out at the Gangoji temple from 1943 to 1961.
Therefore in 1967 Gangoji Institute for research on Buddhistic and Folkloric Relics was newly organized. We added the section for the study and conservation of excavated artifacts under license of the Board of commissioners of the Cultural Properties’ Protection, the present Agency of Cultural Affairs.
In 1975 the Center for Conservation of Cultural property was established in Ikoma city for the restoration of excavated objects from throughout Japan. In 1978 the name of the institute changed to Gangoji Institute for research of Cultural Property Incorporated Foundation which corresponds to the research and study of cultural properties. We are trying to improve conservation techniques for the future.
元興寺は、今では想像もつきませんが、古には奈良で最大の巨大寺院でした。
ここでは元興寺が巨大寺院であった頃のジオラマや、古地図を展示し、全貌がわかります。
お薦めです!
2018-01-08
雨模様
1時間弱あれば本堂、収蔵庫、休憩所(小子房)、境内を楽しむ事が出来ます。
収蔵庫の五重小塔は必見です。
奈良時代に造られた姿を、そのまま残してあります。
屋根の傾斜が緩やかなのが特徴です。(そのため雨漏りや壊れやすいといった事があったそうですが、五重小塔はずっと室内にあったため、そういった被害は受けなかったそうです。
収蔵庫に安置されている八臂弁財天を拝見した時は、びっくりしました。
この日は朝から浄瑠璃寺へ行き、潅頂堂に安置されている八臂弁財天も拝見し、ここだけの仏像と思っていたので・・・。
宣寒桜が咲いていました。
~平成26年8月19日(火)報道発表~
紙製地蔵菩薩立像(元興寺所蔵)の新知見について
元興寺所蔵紙製地蔵菩薩立像の構造は、体部を前後の型に紙を貼り付け、二つを貼り合わせた張り子になっており、X線透過撮影の調査により木製小型の地蔵菩薩像17体が胴体部前面に埋め込まれていることが確認できました。
また、納入されたお札や経文類の調査により、宝永や享保の年号を記した紙片があることから、本像は大仏殿再建のころに造立されたと考えられます。In 1961 the Institute for Research on Relics of Medieval Folk Beliefs was originally established for research and preservation of over one hundred thousand remains unearthed from excavations carried out at the Gangoji temple from 1943 to 1961.
Therefore in 1967 Gangoji Institute for research on Buddhistic and Folkloric Relics was newly organized. We added the section for the study and conservation of excavated artifacts under license of the Board of commissioners of the Cultural Properties’ Protection, the present Agency of Cultural Affairs.
In 1975 the Center for Conservation of Cultural property was established in Ikoma city for the restoration of excavated objects from throughout Japan. In 1978 the name of the institute changed to Gangoji Institute for research of Cultural Property Incorporated Foundation which corresponds to the research and study of cultural properties. We are trying to improve conservation techniques for the future.