LA TRACE ラ・トラース
住所 | 奈良県奈良市大宮町2丁目1−5 | ||||||||||||
電話 | +81 742-33-4000 | ||||||||||||
時間 |
|
||||||||||||
サイト | latrace.jp | ||||||||||||
カテゴリー | レストラン, フランス料理店 | ||||||||||||
評価 | 4.8 6 件の口コミ | ||||||||||||
近くの同様の会社 かに道楽 奈良本店 — 奈良県奈良市西九条町5丁目2-9 大戸屋ごはん処 阪奈菅原町店 — 奈良県奈良市菅原町43-3 梅守 本店 — 奈良県奈良市法華寺町221番地 OIL SLOPE — 奈良県奈良市油阪町446-5 米澤塗料ビル1F |
LA TRACE ラ・トラース 件の口コミ
6 両家の親と食事をする為に、とんぼ返りで奈良へ行って来ました。
休みが中々取れずご無沙汰してしまっていた親たちとの時間。
先日病院で「休みを取る様に!」と言っていただいたので、スケジュールに予定を入れて、とんぼ返りではありますが、両親まとめての親との時間を設けることが出来ました。
これもひとえに皆さまのおかげと感謝しております。
食事は妻の幼馴染がされているお店「LA TRACE(ラ・トラース)」にてディナーをいただきました。
積もる話も山の様にあり、笑いあり涙あり、とても豊かな食事と時間をいただけて、かけがえの無い時となりました。
家に着いたのは、25時。
病院で言っていただいた「休み」とは、意味が違ったかも知れませんが、心は満たされた時間となりました。
ありがとうございました。
丁寧でどれも本当に美味しかったです。
"ほっ"とするフレンチは初めてでした。
店内も隅々まで綺麗で全てに感動しました。
あっという間に3時間半近く経っていました。
品数も多くシェフもお一人なので仕方ないと思います。
次は近くに宿を取ってゆっくり過ごそうと思います。
また季節が変わったコースも楽しみにしております。
本当にどのお料理もデザートも最後のお茶も全て美味しくて感動しました。
奈良でフレンチといえばラ・トラース。JRの奈良駅から3分ほど、近鉄の近鉄奈良駅からでも10分ほどかな。駅から遠くはないが、喧騒から外れた場所にある。木目のファサード、木のドアを開けると温かい空間が広がる。左側はカウンター、右側がテーブル席だ。カウンターが7〜8席、テーブル席が2席×3つ。白と薄茶色を貴重とした店内は清潔感と開放感が同居している。
ラ・トラースは佐藤さん夫婦のお店。基本に忠実ながら、素材の美味しさを最大限に活かすスタイルでレベルの高いフレンチを提供する佐藤シェフ。そしてお店の至るところに素敵な設え、細やかなサービスを提供する奥様。このコラボレーションだからこそ生み出せる空間がそこにある。小さなことだけど、おしぼり一つとっても可愛いのだ。
ディナーのコースにはペアリングもあるが、まずはビールで乾杯。岡山のクラフトビール独歩(DOPPO)。コース最初のアミューズは「キャベツ、フォアグラ」とある。出てきたのはキャベツのピューレの上にフォアグラのソテーが乗った一品。アミューズでこれはすごいよね。温かいピューレとしっかり仕上げられたフォアグラのバランスが最高。これはもう一皿ほしい。
前菜1皿目はグリル。「蕪、大根、放牧豚、ピスタチオ」と名付けられているが、それぞれをシンプルにグリルにしている。ラ・トラースのいいのは野菜が美味しいところ。素材もいいんだけど、その良さを最大限に出している。
前菜2品目は「足赤エビ、チーマディ ラーパ」。チーマディラーパとはヨーロッパの菜の花。その菜の花の上にボイルされた足赤海老が乗る。あっさりとしているが、エビの甘さがよく出ている。
続いて魚料理はヒラメ。ぶっとい下仁田ネギの上にソテーされたヒラメ、そして贅沢なトリュフソースが加わる。下仁田ネギの甘さと、ヒラメの爽やかさ、そして芳醇なトリュフのバランスがいい。
お肉料理は紀州鴨。この季節はやっぱり鴨だ。菊芋の上に丁寧に火入れされた鴨。そして付け合せはプチヴェール。甘さと旨味とほんのりとした苦味のバランスがいい。バランスばっかり言ってるけど、やっぱり料理はバランスだから。
最後にデセールとコーヒーを頂いてごちそうさま。素材の良さを最大限に生かしていて、こってりとしすぎないバランスのフレンチ。ぜひ一度行ってみてほしい。