若林家住宅
住所 | 新潟県村上市三之町7−13 |
電話 | +81 254-52-7840 |
時間 | 09:00-16:30 |
サイト | www.city.murakami.lg.jp/site/kanko/wakabayashike.html |
カテゴリー | 史跡, 博物館, 観光名所 |
評価 | 3.6 5 件の口コミ |
Wakabayashi Family Residence | |
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若林家住宅 件の口コミ
5 2021年3月2日(火)
若林家住宅
村上市の水族館「イヨボヤ会館」を見てから、市役所横にある三つの施設をみたいものです。
三つの施設は「おしゃぎり会館」「若林家住宅」「村上歴史文化館」
武家屋敷の名残を残す「若林住宅」は、質実剛健そのもので、11月に訪れると、火の気のない住宅で、村上市の冬をもろに感じることができます。
ちょっと古い写真ですが、基本変わっていないと思います。
縁側の軒先には、村上名物「塩引き鮭」がつるされ、庭園の方に目をやると、樹木には「雪釣り」が施され、雪国を連想させますが、海が近いせいで、さほど雪は降らないようです。
「イヨボヤ会館」「おしゃぎり会館「若林家住宅」「村上歴史文化館」の4施設の入館料は、一千円。
途中、昼食を挟むと、歴史ある城下町・村上市の観光をゆったりと楽しめるはずです。
案内の方がやたら渋い人で、囲炉裏端に胡座かいては、火に焚き木をくべて鉄瓶に湯を沸かしていた。焚き木が細い白木だったので珍しく、それは?と訊くと、近くの瀬波温泉の旅館で出た割り箸を引き取って、最後のお務めをしてもらっていてね、と。それきりの会話だったが、ちらちらとした炎とともに、とても印象に残っている。
観光地としてはどうにもぱっとしない村上市ですが、国重文の建築物が二棟あります。ひとつは浄念寺本堂、もうひとつがここ若林家住宅です。堂々とした浄念寺本堂に対して、ここは江戸時代の中級武士の生活感が染みついています。感嘆の声をあげるよな見どころはないものの、興味深くはあります。
見どころ豊富とは言いがたい村上市ですが、徒歩圏内に名所が集中していて、酒も鮭も美味しいので、呑兵衛がほろ酔い気分で観光するにはもってこいのところです。ここは外連味はないものの見ごたえのある史跡なので、村上観光の折は立ち寄りをお勧めします。