今泉記念館

道の駅南魚沼の敷地内にあります。
棟方志功の作品めちゃくちゃあります。とても感銘しました。凄い人で人の心に刺さる作品ばかりで驚きました。
それを展示するここは、個人の力で作られた場所なのは、驚きでした。

棟方志功の板画・倭画を常設展として展示しています。
その他には『南国の摩訶不思議な世界』を企画展で開催されていました。
南国の精霊たちは近くで見ると細かく作られていて日本にはない作品なので、興味のある方は開催中に行ってみてください。
週末でも人は少なく、じっくり静かに鑑賞できたので良かったです。

道の駅内の案内表示が全く分からない (明後日の方向を示している) し、今泉記念館含め導線が絶望的に悪い。
なんでこうなっちゃったんだろう？　誰も何も言わないのかな？　って不思議になるくらい残念な施設です。

※動画をご参照下さい。
「今泉記念館」と書かれた標識があり、支柱から標識が伸びる方向を見ると調剤薬局があります。
調剤薬局の右側の道路の先にあるのか？と車で進むとただのUターン路で元の場所に戻されます。
実際には向かって右側の指差す黄色の看板の場所が入口です。

駐車して階段を登っていくと一番上に柵があって入れません。　考え事をしていたので登る前に気が付きませんでしたが、なぜ階段の手前に柵を作ったり階段を撤去しないんだろう？
そもそも階段を塞ぐ意味がわからない。　なんでこんな謎の追加柵を作ったんだろう？？

正面に回って階段を登ると、スロープが見えました。
身障者駐車場から歩いていくとスロープ入口はとても見えにくく、案内もないのでわかり辛いです。

受付でエレベーターの有無を聞くと、中央の受付から中央の入口から見て左端のエレベーターまで案内され2階展示室へ。
どう見てもサブ的な展示室付近から始まります。　観光地にあるxx年xx月xx日って表示付きの人形と写真を撮るような作品から始まりました。　こんな始まり方ある？？って思いました。
どう考えてもこんなの最後だろ (笑)

美術館・博物館ファンなので色んな展示ストーリーがあるのは承知していますが、入口には大きな展覧会名の壁があったり主催者の挨拶やウンチクがあり気分を高めてくれ、遅くとも飽きないうちに主要な作品にたどり着かないといけないと思います。

最近の展覧会でいうと、東京都美術館の「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」くらいにしないといけないと思います。

ゴッホを見に行っているのに全然ゴッホが出て来ず、「なんだこれ？　ヘレーネコレクション展か？」と思い始めた頃からゴッホが出てきました。　あれくらいが限界レベルだと思います。

でも同じ展覧会でも名古屋市美術館で見た時にはそう感じなかったです。　それが巡回展を追っかけする楽しみでもあります。

で、そのサブ的な展示室はパプアニューギニアに関する展示で、一切解説のない民族博物館にしか見えませんでした。　美術館に来たつもりだったのでなんじゃこりゃ？しか感想がなかったです。

次は中央の入口から見て右端の展示室まで、長く何もないただただ退屈な通路を歩いて行きます。

どう見てもこちらがメイン展示室で最初に見せるべき場所だと思います。　楽しみながら奥へ進んで行くと、突然自立式のパーティーションが現れ行き止まりになります。
そして順路が指す方向に行けません。　矢印は右を指してしましたが行き止まりなので右には行けません。

状況から想像するとUターンしろってことなんでしょうが、これではわかりません。

それ以前は部屋ごとにチャプターが分かれているので、最初に左側の壁沿いに鑑賞し、突き当たった後右側の壁を. ってことはできない構成だしなんであーなったんだろう？って思いながら帰りのルートを探すと.

またあの無意味な通路を端から端まで歩いてエレベーターで1階に降りて、また中央まで歩いて戻って出る。

こんな絶望的に悪い導線は誰が考えたんだろう？？
初めからこう言う用途で設計していたなら設計者は間違いなくポンコツ建築家だし、働いている人も何も思わないんでしょうね.

無神経な人って楽でいいなぁって思える超残念な施設です。

一階が観光案内、二階がパプワニューギニアのコレクションや美術館です。
ソリやかんじきの貸し出しもあり、子供も楽しめる感じです。
スタッフさんも親切で知識も豊富ですし、有料コーヒーもあります。ハッカ飴おいしかった！

町の税金の無駄遣いかな、何かあるのかな、

棟方志功の展示内容が気になって行ったのですが、展示規模と金額がちょっとあっていないような気がして･･･

こんなもんなんですかねぇ

関東の方達がけっこういて、私の知ってる車のナンバーだらけで、なんとなく、新潟感がないかんじもしますけど、新潟のほうに、出かけると必ず寄ります！
湯沢も近くて、関東から行くと、手前なかんじもあるので、行きやすいです。いつも混んでます。
時々、ここの、コーヒーを買って帰ります。