新発田城址 / 新発田城跡

屋根に三匹の鯱をいただく珍しい櫓をぜひ見ていただきたい城跡。
城址としての面積は非常に狭いですが、コンパクトなスペースに水堀、切り込みハギの石垣、そして櫓が3基と櫓門のある見どころが凝縮された見応えのある史跡だと思います。

御三階櫓にいけないのが残念。表門、二の丸隅櫓、辰櫓は中に入って見学できるのが素晴らしい。門にいるガイドさんが一生懸命に案内してくれる。御城印表門前の観光案内所で買えます。トイレも案内所の隣にあります。少しずつ復元してくみたいなので楽しみな城跡です

揚北衆の一人。新発田氏の居城。
新発田氏は御館の乱で景勝方に与したが、恩賞に不満を抱き反乱を起こした。（新発田重家の乱）
景勝の攻勢に対して頑強に抵抗するが、遂には支城を落とされ孤立し当主が自刃した事で落城。
後に溝口氏が入封し新発田藩を立藩。藩庁となる。

無料で本丸エリアを見学出来ますが、そんなに広くないので櫓の中の見学も含めて20分もあれば終わります。表門のところに案内の人がおり説明やパンフレットをくれるのは嬉しかったです。

公園部分も他のお城の公園と比較してそれほど広くないという印象です。

３月春分の日あたりから１１月末までの間は、本丸の一部が解放され、現存の二ノ丸隅櫓と本丸正門、復元された辰巳櫓の中にはいることができます。内部には主に復元工事に関する資料が展示されていました。申し出れば、ガイドを受けることも出来るようです。
三階櫓に関しては、陸上自衛隊の敷地内になるため、立ち入ることは出来ませんが、城跡公園から見ることができます。
本丸の敷地の大部分は陸上自衛隊の駐屯地になっているので、城跡としては規模が小さいですが、無料で内部まで見学でき、周辺に城跡公園や自衛隊の白壁兵舎史料館などもあるので、十分楽しめました。

ボランティアガイドの方がいて説明してくれました
新発田城の天守は全国で珍しい屋根で三匹の鯱が上がっています。
なのに、近くに行けないし中にも入れないのは残念。
（色々事情が・・・）
ボランティアガイドさんなので説明が終わったあと｢安兵衛茶屋｣で一緒にご当地アイス食べました。楽しかったです

城門と城垣、お堀と歴史を感じる佇まい。
急な雨にも、傘まで貸していただきゆっくり見学できました