将軍杉
住所 | 新潟県東蒲原郡阿賀町岩谷2242 |
時間 | 00:00-24:00 |
カテゴリー | 観光名所 |
評価 | 4.5 8 件の口コミ |
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将軍杉 件の口コミ
8判断基準が変わった為、日本一になった杉の巨木。下枝が雪圧で垂れ下がり、それから上へ成長し、幹となった典型的な裏杉。特異な姿の為、今まで伐採される事も無く、現在に至る迄、存在し続けたのでしょう。名前の由来の将軍は、信州、蓼科で鬼女、紅葉を退治した平維持。 彼が晩年、ここで過ごしたと言い伝えがあるから、それにちなんで名付けられとか。実際、彼の子孫は鎌倉幕府に滅ぼされるまで、阿賀北で勢力を張っていた越後城氏。まさに実際のスギを目の当たりにすると伝説は今も生きていると実感できます。
樹齢1400年余、日本最古の杉の古木で、中心枝は無くなっていますが、その圧倒的な威厳に感服。浄銭箱があるのも納得です。杉の前には会津鎮守府将軍平維盛の功績を称えて会津藩主保科正之が立てた墓碑が立ち、それ故将軍杉の名がついたそうです。
びっくりするくらい入口が分かりづらかった。
小さな細い看板が目印
駐車場はあまり広くないですが6.7台は停めれます。
歩いて直ぐの所に有るので
足腰に自信のない方でも行けますよ。
「道の駅みかわ」「将軍杉」の標識はいつも通るたび見ているが寄ったのは初めてです。
全くそういう気配が無い中、一角だけ異次元の空間があります。
何か本当に底だけ異次元なんです。
そして巨大で貫禄のある「将軍杉」が真ん中にそびえ立っています。
見る価値ありでした!
子供の頃は親から連れて来てもらい。友人とのドライブや夫婦で訪れるなど、何回が来たことが有ります
今回は1人で神社、寺などを巡り近くの「薬師堂」を目指して来ました。
『いやー何度見てもデカイ』
久しぶりに訪れましたが、毎回同じ感想です。
歩道入口にお賽銭箱が有ったので『何で?』と思いましたが「平維茂の墓碑」が祀られているので『それでかな』と納得させて、大きな木を一周。
『デカイ』
「道の駅みかわ」で購入出来る「道の駅記念きっぷ」の裏は「将軍杉」の案内が載ってます
駐車台数は5台、6台くらいでしょうか。
杉林を少し歩くと、すぐこの大きな将軍杉が見えます。大きさに圧倒されます!
ぐるりと一周できるのでゆっくり見てください。
少し長い話になりそうですので、最初に結論から。
色々と事情はあるかもしれませんが、これだけ素晴らしい巨樹であれば日本一を名乗っても「まあ、いいか」と思える、偉大な巨樹です。
少し歩きますが駐車場もあり、しっかりとした足場もあって間近で巨樹を堪能できる環境が揃っています。
ある程度の巨樹はみんなこの環境にして欲しいと感じるお手本のような場所です。是非足を運んで見ていただきたいと感じました。
さて、少し蛇足気味の解説になります。
まず、「日本一の巨木」ではありません。百歩譲って日本一の「杉」ですが、そこも賛否が分かれます。
巨樹の大きさというのは目通り幹周(地上もしくは根の終わりから1.3m上の幹周)で今のところ判定されています。
この判定基準から日本一の巨樹は鹿児島県の蒲生のクス(幹周24.22m)になります。
日本一の杉と言えば有名な屋久杉の縄文杉(幹周16m)ですが、将軍杉はその形状から幹周19mと判定されてしまったわけです。
しかもこの時の環境省の図り方が問題があったらしく、もし同じ図り方をした場合もっと太い杉があるだろう、という批判が出ています。
某巨樹有識者の方の中には将軍杉の幹周は13mあたりが妥当ではないか、との意見もあるようです。
まあ、そんな賛否がある巨樹で有名になってしまった将軍杉ですが、実際に足を運んで見てみると、ちっぽけな人間の些末な事情など巨樹には関係ない話だわなー、と思ってしまうくらい神秘的で貫禄と迫力に溢れた素晴らしい巨樹でしたとさ、というオチです.
駄文にお付き合い頂きありがとうございましたm (_ _) m