御島石部神社
住所 | 1258 Nishiyamacho Ishiji, Kashiwazaki, Niigata 949-4201 |
カテゴリー | 神社 |
評価 | 4.3 7 件の口コミ |
Mishimaishibe Shrine | |
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御島石部神社 件の口コミ
7 新潟県柏崎市西山町の神社。式内社。主祭神は、大己貴命、またの名を大国主命。北陸東北方面平定のために訪れた際、懸橋岩を不思議に思われ、舟を寄せた。荒神二田彦、石部彦の二神が出迎え、盃に酒を盛り、敬意を表した。祭礼では、神輿が陸から島に渡り、お神酒をささげる儀式として残っており、出迎えた出来事に由来する。大己貴命が残したと云う、御佩の剣 (はかせのつるぎ) は、御神体として崇め奉られている。本殿の彫刻は、関東の名工・小林源太郎の弘化2年 (1845) 作品。子持龍が特徴。西山町誌も参考、139頁・恋の懸橋伝説、114頁・ざんがん海面に斗出すること凡四町余、俗呼で懸橋岩と云うとのこと。境内には、巨木シイの木がある。参道途中には、古墳らしき場所が整えられていた。
当地は、非常に荘厳な雰囲気を持っており、不思議な力強さを感じた。著者は、畿内を中心に神社巡りをしているが、場所に迫力を感じたのは初めてだった。怖さ、恐れなど、日本海側の雰囲気にのまれたことを付記しておく。
現地は、日本海側の国道352号線・石地郵便局から100m南に参道が見える。石畳の参道は、300mにも及び、途中からは階段を少し登る。海側の石地海浜公園に駐車場がある。もしくは、神社そばに駐車するには、郵便局そばの村道を入ると、道なりに300m進み左折、山側へ100m進み左折、100m進むと参道があり、付近に路上駐車する。
一緒に、遷座先とする越後國二之宮の二田物部神社 (南へ7Km) 、同名・論社である、柏崎市本条・御島石部神社 (南へ20Km) もお参りしたい。
集落の規模にそぐわないめちゃ立派な神社。
むしろかつての石地の繁栄がわかる。
石畳の長い参道は内藤卿が寄進したもので、山車が登れるようにスロープつき。
参道の中ほど、登って行って左手にある神殿のような空き地は内藤家の墓所の跡。
枯れ川を渡る太鼓橋と鳥居を過ぎると立派な本殿。
そして椎の木。
本殿手前を右に行くとある空き地は旧小学校グラウンドか。昔はもっと広かったような気がする。
また太鼓橋から左手側の崖下に沼があるが、この淵伝いに山に入るとかつて石油を掘っていた油井があった。
今あるか、また行けるかは知らないし危ないので行かない方がいい
石地が続く限り守っていくべき場所。
駐車場がないので石地海浜公園に車を停めて向かう。概ね450m位なのだが、結構参道も色々見るべきものもある。桜並木は、昔は続いていたんだろうが、今は入り口付近のみにしかない。
なお、子持ち龍はよく見ないと分からないが、本殿側面屋根の彫刻も見事!神社裏には池もあるので、裏手にも回って見た方がいい。プロペラが飾ってあったが何だろうか?
御島石部神社 村社(「神社明細」より)
・祭神 大己貴命(おおなむちのみこと「大国主神」)
・由緒 越後国三島郡石地村御島石部神社は大己貴命を奉斎せり、(以下略)
・社殿 本殿 幣殿 中殿 拝殿 廊下 神楽殿
・境内神社 神明宮 金刀比羅神社 八坂神社 湯殿山神社稲荷神社 諏訪神社