千手観音 長徳寺

地図の表示で想像していたより随分大きい、古刹という風のお寺である。

1749年築という見た目に目立つ仁王門は勿論、観音堂の鮮やかな天井画など見ると、かつては大層な信仰を集めたのだろうという節が垣間見える。現状は時代の流れに取り残され、観光地にもなりえなかった、苔むすお寺という感じではある。

十日町にある信濃川発電所（多分千手発電所）の建築にあたり、戦時中の強制労働で命を失った中国人労働者の慰霊碑というものも観音堂裏にある。

当寺で葬儀があり、時代は平成に入って、西松建設との和解で建てられた由。この手の慰霊碑が建つというのも古刹ならではとは言える。毎年日中代表出席の追悼式典を開催してる模様で、色々あるが両国友好を願い是非続けて欲しいものである。

素敵なお寺
雪で駐車場が見つからず脇の路上駐車してお参りして御朱印を頂きました。丁寧に対応して頂きました

曹洞宗の寺院で越後三十三観音霊場第十番札所。
801年！に坂上田村麻呂が東夷東征の際、この地を訪れ、千手観音像を守り本尊として安置したのが始まり、という信じられない歴史。
千手観音堂の仁王門、木造金剛力士像、境内の板碑は十日町指定有形文化財に指定されており、いずれもすばらしいものでした。
千手観音堂には千手観音菩薩像が鎮座されておりましたが秘仏（十七夜まつりの日に御開帳？）なので本尊ではないです。
なぜか日中平和友好の碑がありました。

毎年、この時期に行きます。長男の守護神に御礼の挨拶ですね。 また、１年お守り下さい

雪が…少なく参拝しやすかったです。