ミティラー美術館

ここの大きな絵は、なぜか見入ってしまいます。違う世界観がクセになります。 (^^)

インドの民族画や陶器が多数展示されています。
インドからアーティストを呼んだりして実際に作品製作を見られるそうだが、コロナの関係で最近はできないそうです。残念。
廃校を改装しているので、建物自体は古い。

それでも展示物は充実しているので一見の価値はあります。

ワルリー画にハマりました。可愛い三角のボディの人が描かれ、表情はわからないのにコミカルな図柄が印象的です。ゴルカナさんの潜水艦の構成はすばらしくシャワールームやトイレを使う乗員の姿が見事に描かれていました。感服しました。

この美術館を訪れる前に
この美術館の裏側にある悲しく醜い現実を、館長・長谷川時夫が見つめてください。
アーティストのジャンガル・シャムは自殺したのか、殺されたのか…背後にある現実はわかりませんが、この力によって非常に低料金で余分な仕事をさせられたために誰かが亡くなりました。
彼らは彼に家に戻る許可を与えなかったので、彼は命を絶ちました。

Mithila Museum. インド マディヤ プラデーシュ州出身のフォース アーティスト。
若い男が自ら命を絶った ジャンガルさんは、安い月謝でミティラ博物館に行くよう説得されていたと言われている。生産性を求める日本人の傾向を考えると、おそらく彼は、自分が快適に行うことができるよりもはるかに多くの生産を強いられていたのでしょう。
妻によると、彼はインドに戻りたいと思っていたという。しかし、長谷川さんは航空券とパスポートを没収し、ビザをさらに3か月延長してもらった。そのためジャンガルさんは、予定していたよりもずっと長い間滞在しなければならないだろうと確信した。
おそらくこれがうつ病の発作を引き起こし、自殺につながったと考えられます。

もちろん、美術館の絵画が美しいのは、インドの民俗芸術家が美しい芸術作品を作るために一生懸命働いているからです。

まさに、こんなところに感は日本屈指ではないだろうか。もしかしたら、ここは日本一の館長がいる日本一の美術館と言っても差し支えないかもしれない。それだけ、こちらにハマり感動できる方は興奮が止まらないかも（しかし、館長が良い意味で饒舌）wikiでも、出てくるので行かれる前に参考までに拝見するのもありかなと。

迂闊にも休館日に訪問してしまったので行き方だけコメントします。
東京、湯沢方面から訪問する場合検索するとR253経由を進められると思いますがこのルートはかなり勇気が必要です。一方里山現代美術館からまっすぐの県道74号線からのルートは立正佼成会のおかげか比較的道が広くこちらがオススメです。