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大雄寺

住所 栃木県大田原市黒羽田町450
電話 +81 287-54-0332
時間 09:00-17:00
サイト www.daiouji.or.jp
カテゴリー 仏教寺院, 観光名所
評価 4.7 23 件の口コミ
Daiyuji
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西教寺 — 栃木県大田原市余瀬435

大雄寺 件の口コミ

23
並び替え: 日付 最高評価 最低評価 最も参考になった
ヤマ田太郎
23 十二月 2023 8:56

国の重要文化財に指定されている茅葺き屋根の本堂や周囲を囲む回廊が、質朴で鄙びた雰囲気を醸し出しており実に味わい深いです。重厚でいかめしい印象の瓦葺屋根と比較して、茅葺屋根の柔らかくて優美な外観をお楽しみください。

また黒羽城の入口という重要な場所に立地しており、有事の際には「砦」として機能する事が期待されていました。実際に黒羽藩が西軍として戊辰戦争に参加していた時には、兵の駐屯地としても使われています。そして平安時代以来の地元の名族で、黒羽藩の藩主である「大関氏」の菩提寺でもあり、代々の墓所もここにあります。

今回のワタシの主な訪問目的は、この大関氏のお墓に詣でる事でした。大関氏は実にスゴイ一族でして、時代の転換点において一度も選択を間違えた事がないのです!
豊臣秀吉の全国統一戦しかり、関ヶ原もしかり、明治維新の際も関東の藩では珍しく積極的に西軍に参加して、大関氏は子爵家に指定される栄誉に浴しました。
機を見るに敏で要領の良い一族と言えるでしょう。時代の特等席とまではいかないものの常に優先席に座り続けた家です。ぜひワタシもあやかりたい (笑) 。

対照的なのが、同じく地元の名家でかつては大関氏の主家でもあった那須氏で (平家物語で遠距離から日の丸扇を射落とした凄腕スナイパー那須与一の子孫) 秀吉の時には敵である北条氏につき、一度は追放されてしまいました。関ヶ原では東軍に参加して那須烏山藩主として復活するものの、江戸時代初期にお家騒動を起こして改易されるという憂き目にあっています。家を保つのは容易な事ではないのです。

さてお墓は故人の美意識や価値観がよく現れるような気がしますが、大関氏一族の墓はケレン味のない、落ち着いたシンプルなもので非常に好感が持てました。墓を必要以上に立派にしたがるのは、ロクな人間じゃないとワタシは思っているので (笑) 。 人は墓など作るために生まれてくる訳じゃないんですよ。
現在まで無事に家を長らえた大関氏に敬意をはらって、場を後にしました。

hoimooi
21 十二月 2023 17:41

初めて参拝

駐車場から参道に向かうと、参道入口右側に不動堂があり、中には立派なお不動さまが鎮座

目的は有名な幽霊の掛け軸を拝観したくて訪問しましたが、残念な事に、正月三が日は本堂内も宝物館も参拝の際の拝観をしておらず、またその他の日も事前の連絡確認と予約が必要との事

しかし、参拝してみて山内全てが時間が止まったままのような景観で行った価値がありました

コスプレーヤーが聖地と崇める集まる理由がわかりました

本堂から見渡す限り茅葺きで情緒たっぷりで最高に居心地のよい懐かし感じ

十六羅漢の石仏も苔を身に撒いといながら鎮座し、またそれぞれ個性豊かな表情をされており、何かほっこりしました

何度も行きたくなるお寺です

ちなみにお寺は
国指定重要文化財

斎藤はじめ
08 四月 2022 10:50

何百年という月日をかけて太くなった木を両側に坂を上っていきます。
静まり返って葉が揺れる音だけが広がります。
あっ、ここは好きだなぁーって、私はすぐに思いました。
十六羅漢像や枕返しの幽霊の掛け軸、仏様を撫でて、自分の治したい所をさわるとなおる、おびんずるさまなど、他に色々見所があります。
季節では、花が綺麗に咲くのかな?
私は、涼しい夏にまたきてみたいと思いました。

近藤善史
04 一月 2022 7:13

御朱印は、直接書いて頂きました。
駐車場からは、階段を登るか、坂道を行くかです。階段を避けたいかたは、坂を行くといいです。一般のかたは、道路沿いの駐車場です。
萱葺で、とても落ち着く場所です。

Tonobo
08 十二月 2021 23:28

駐車場から境内に入る階段途中に色々な表情を現した羅漢が鎮座していて、参拝者を楽しめます。

境内には水琴窟があり、何とも美しい音色を発ててしました。

空気の澄んだ環境にして、管理の行き届いた御寺です。

Barry
19 十月 2021 18:33

Really nice temple, with a beautiful traditional thatched roof. Very quiet, and very few crowds. Nice goshuin also available.

草屋根ありきれいな寺。混んでないから静か。素敵な御朱印あり。

松尾武久
09 十月 2021 1:36

茅葺屋根の静かな禅寺でした。境内はそれほど広くないですが、落ち着いたとてもいい雰囲気でした。
階段途中の石仏もとてもいい味を出していて、落ち着いてはいますが、楽しい気分にさせてくれます。

志玲
17 九月 2021 22:37

独特なポーズの羅漢像と茅葺きのお寺

杉林の間を登る階段の左手に羅漢像が並んでいます
動きのあるポーズばかりで見た目で楽しめますが、ポーズの意味が気になります^ ^

珍しい茅葺きのお寺は応永11年 (西暦1404年) 創建で国の重要文化財

雨上がりの蝉しぐれの中
ゆっくりと時間が流れていました
ありがとうございます

Jハードラー
08 九月 2021 18:11

かつて大田原市周辺を治めていた黒羽藩の藩主、大関家の檀那寺で、600年以上の歴史をもつ曹洞宗の禅寺です。敷地内の7つの建物はすべて茅葺きで、伽藍の本堂、坐禅堂、庫裡廻廊などが日本の重要文化財に指定されています。牡丹、シャガ、紫陽花、紅葉など、四季を通じてさまざまな花や景観を楽しむことができます。

大雄寺では、国籍、宗教を問わず誰でも坐禅や写経を体験できます。初めての方でも作法をしっかり説明するので、安心して参加できます。本堂には、どの角度からみてもにらまれているように見える目をした、足がない老女が描かれた掛け軸「枕返しの幽霊」があります。これは江戸時代 (1603~1868年) から伝わる珍しい作品。この掛け軸の前で寝ると、翌朝には枕を返され、反対向きになってしまうという、不思議で怖い話が伝えられています。

境内の参拝は無料ですが、本堂の中に入るには500円必要です。小学校脇の駐車場からいくと良いと思います。芭蕉公園のほうからはいけませんでした。

七面鳥放浪記
07 九月 2021 1:47

大雄寺と書いてだいおうじと読みます。  栃木県大田原市にある曹洞宗の名刹で、江戸時代を通じてこのあたりを統治していた大関氏の菩提寺です。本堂、禅堂をはじめとする境内の主要な建造物九棟が二〇一七年に一括して国の重要文化財に指定されています。

京都、鎌倉の大寺のごとき威容も、絢爛豪華な色彩も彫刻もありませんが、質実な伽藍が深緑と調和していて実に見事です。大勢の雲水が起居しているわけでもない、家族経営と思しき寺院でありながらも境内の手入れが行き届いているのには感心させられます。国重文の伽藍に至るまでの参道がまた素晴らしく、自然のままでありながらも荒れてはおらず、落ち着いた心持で堪能できます。夏場であれば蜘蛛の巣と蚊はどうしようもないものの、苔むす参道と石像の美しさは盛夏にあってこそ際立つものです。境内の参拝は無料ですが、五〇〇円をお納めすれば御住職の解説付で本堂と禅堂の中を拝観できます(金額は二〇二〇年八月時点)。正直なところ、必見と言うほどの寺宝はありませんが、説明が丁寧でわかりやすく理解の助けになります。建物内の拝観はお寺の都合がつく範囲で受け付けているようですが、先に申しました通り家族経営のお寺なので、ホームページに指定にしたがい事前予約がおすすめです。

先年のJRのキャンペーンのおかげて随分有名になった雲巌寺は、市街地から大雄寺を経てさらに山道を進んだ先にあります。いずれも甲乙つけがたい名刹ですが、あわせて参拝することによって両寺の違いと違いゆえの魅力を堪能できると思います。 四キロ西には那須神社(荒れ放題なのでお勧めはしません)、六キロ南には国宝の那須国造碑を公開する笠石神社(お勧めですがバスでのアクセスに難)があります。全国的な知名度はいまひとつと思われますが、周辺をふくめ楽しめる名所です。

Chiaki
07 八月 2021 10:50

本堂までの階段を上がって行きながら、タイムスリップしたような木立や、羅漢様たちに会えます。
立派な茅葺きの禅寺です。廻廊も茅葺きで、訪れた時は牡丹が綺麗に咲いていました。季節を変えてまた行きたいと思います。

高松 五男
19 七月 2021 14:27

ハンカチノキを発見。先週見た農家の方の木は20数年とのことだったので、推定10年ちょっとかな.
住職に大関家32代の菩提寺と話を聞きました。1600年頃の創建の曹洞宗とのこと。紅葉の季節が楽しみになりました。

悦子
13 七月 2021 9:44

黒羽城址公園から行く予定無くプラプラ歩いて来てしまいました。参道は長い階段で雰囲気がよく、途中の十六羅漢像には不思議な魅力とパワーを感じました。犬も参道はずーっと上がれます。来て良かったと思いました。

みもけん
15 六月 2021 1:46

当日雷が鳴り雨も激しかったですが、駐車場で30分程雨が上がるのを待ってお参りしました。私が描いていたお寺とは異なり、こんなお寺があるのかと感動しました。古さの中に剛健さを感じました。様々な花が咲き誇って、お庭も良かったです。御朱印は記帳して頂いて300円です。もともと書いてある春限定の御朱印は500円でした。ただ時間をかけて目の前で、書いて頂けるので、300円の方をお願いしました。ダイナミックな御朱印で字がきれいでなんとも言えない重厚さを感じました。ありがとうございます。

大久保新生
22 五月 2021 2:44

ゆったりとした空間に とても癒されました
お寺のすぐ近くには 変則なT字路には 一時停止が有って 取締りポイントです
私は停止の方では 無いのに追いかけて来そうな程 交通量がありません
御参拝の際には 交通ルールに気を付けましょう (笑)

岡ちゃん
08 一月 2021 4:40

山号を黒羽山、院号を久遠院と号し、釈迦如来坐像を御本尊とする曹洞宗の寺院です。創建は応永11 (1404) 年で、領主であった大関氏の菩提寺として庇護され、天正4 (1576) 年に大関高増が余瀬の白旗城から黒羽城へ居城を移す際に大雄寺 (だいおうじ) も現在地に移ったと云われています。本堂・庫裏・禅堂・鐘楼・経蔵・総門・廻廊 (3棟) の計9棟と経蔵棟札2枚が平成29 (2017) 年7月31日に国の重要文化財 (建造物) に指定され、特に本堂は圧巻そのものです。境内東側及び境内に駐車場あります。

齋藤二三男
29 十二月 2020 3:48

道路側、大雄寺のすぐ前に駐車場がありアクセス便利です、階段を上るか、階段横に緩やかな坂がありますので、足腰が弱い私の母親は坂を歩いて上りました、又、階段入口には竹の杖も置かれていてとても親切なお寺だなと思いました、階段を上って本堂まで行くとほぼ全ての建物が茅葺で見事でした、回廊で囲まれているのも珍しいと思います、ご本尊は釈迦如来、その他重要文化財の幽霊の掛け軸や十六羅漢板絵などの説明も30分ほどかけて説明してくれるらしいです、此方が時間がなくて説明は御遠慮させて戴きましたが、此方の説明も一人からでもokだそうです。座禅体験もできるそうで、1時間30分位6名からだそうです、初心者でも椅子を用意してくれるそうです。同じく写経もあります、次回は時間をかけてじっくり参拝してみたいです。

中原悟
10 四月 2020 5:24

大雄寺に寄りました。
室町期の様式を今に伝える総萱葺き屋根の禅寺。
本堂・庫裡・禅堂・回廊・総門・鐘楼堂・経蔵などの伽藍は、栃木県文化財指定を受けています。
石像が沢山ありました。
十六羅漢がありました。表情が豊かです。
三門も立派です。
後から良くみると水琴窟もあるようです。
お地蔵様も可愛いです。
経本が沢山納められているようです。
回廊も長いです
毎月第二第四日曜日に座禅会も開かれているようです。
魚の形の木魚がつり下がっていました。
おびんずるさまがありました。
釈迦の弟子で賓頭盧尊(びんずるそん)。
通称「おびんずる様」と呼ばれ、堂の前に置かれている 「なで仏」で、病んでいる部位をなでると除病の功徳があるといわれるということです。
お釈迦様が在世のころ、特別の神通力の持ち主であった賓頭盧尊者が、その神通力を世の人々に自由自在に誇示して見せたので、お釈迦様がお怒りになって、「お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」と命令された。尊者はお釈迦様の言葉を守り、今に至っても人々を救う菩薩であるそうです。
屋根の葺き替えもして居ました。
寄付も集めていました。

taka
25 十二月 2018 4:30

2017年に国指定重要文化財昇格になった茅葺屋根の
本堂や取り囲む廻廊が素晴らしく、
庭が良く手入れされていて気持ちの良い禅寺でした。
参道脇の16羅漢の表情も面白く紅葉も見頃でしたが
何かの花咲く時期に又来たいと思います。

深作五十鈴
09 十一月 2018 23:28

流石に、城主の菩提寺だけあり素晴らしいお寺さんです。500円の入山料が掛かりますが、見る価値あります。行く機会がありましたなら、是非あありましたなら案内を聴きながら本堂内部もご覧下さい。国指定の文化財です。

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