禅福寺

まるで村の寺子屋にあるような古風な感じが味わい深い山門がある臨済宗建長寺派のお寺
室町時代中期頃に建立された門らしくて焼失や破損もなくて当時の面影を今に残す珍しい山門で、何とあの幕府官僚でありながら文筆方面でも才能が高くて狂歌三大家の一人として有名な天明期を代表する文人、狂歌師、御家人・大田南畝先生も訪れた事もある有名な山門で、羽村市の有形文化財に指定されています
本堂や境内も広々として雄大な趣です
それ以外は余り見所は少ないです

臨済宗建長寺派の寺院で、あの足利義満が創建したと言う歴史を持っているようです。江戸時代も幕府の庇護により興隆を誇ったとの事ですが、残念ながら堂宇焼失により詳しい資料は分からないとの事です。
本堂以下は木の匂いも新しく近年に再建された建物です。しかし多摩川沿いにポツンと建っている山門 (羽村市指定有形文化財) は茅葺きの歴史有る四脚門で創建当時をそのまま伝えているとの事です。火災や洪水被害を乗り越えたであろうその姿を見ると簡素な門がとても偉大に感じます。