芳葉岡冨士 浅間神社
住所 | 東京都品川区北品川3丁目7 |
電話 | +81 3-3474-5575 |
カテゴリー | 神社 |
評価 | 4.1 7 件の口コミ |
Yoshibaoka Fuji Asama Shrine | |
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芳葉岡冨士 浅間神社 件の口コミ
7 2022/5/2 一粒万倍日・大安
眺めがいい富士塚で、都内のどの富士塚より頂上がゆったりしていて、とても居心地がいい富士塚でした。
今の時期ですと、鯉のぼりが空を悠然と泳ぐので、見ていて癒やされます。
品川神社正面石段から左側にある猿田彦神社脇を通り、品川富士を登頂して境内に入ると、浅間神社が迎えてくれます。
境内社ながらも可愛らしい『ぶじかえる』や、台座に富士山が彫られた狛犬は雲の上に乗っています。そして社殿に所狭しと張られた札から、人々の信仰の深さやこの神社が過ごしてきた歳月が感じられます。
品川神社のある「芳葉岡」に築かれた「冨士塚」なのです。「冨士塚」というのは、本物の冨士山に登ることが困難な時代に、冨士講として人工「冨士山」を作ってお詣りしたわけですね。通常は、山頂の浅間神社を拝むと、遙か彼方に冨士山が拝めるように作られていました。
『スピリチュアル・ジャパン』というTV番組で紹介されていました。本物の富士山の溶岩を使用した縮尺250分の1の富士塚で、富士講信仰において女性や子どもなど富士山に登れない人のために作ったものだそうです。第一京浜の「北品川三丁目」信号が神社の入口です。最寄り駅は京急線の新馬場駅です。
品川神社の中に「富士塚」があることを「ブラタモリ」を観て知りました。確かに品川神社に登っていく階段の途中、左に入り込む小さな階段があり、そちらを登っていくと1合目2合目 と順番に標識があり頂上にあがることができます。写真をご覧ください。
御祭神は神社名から木花咲耶姫でしょうか。御由緒は不詳ですが,品川神社の境内社で,富士塚(別名:品川富士)の麓に鎮座していらっしゃいます。品川富士築造時かその後に創建と思われます。社号標には,「芳葉岡冨士 浅間神社」とありますが,芳葉岡はこの台地の名前。富士塚の正式名称が「芳葉岡富士」なのでしょう。
実は,鳥も通わぬ草深き田舎より大都会・品川まで遠路遙々やって来た第一の目的は,この品川富士に登るため。聞くところによれば,品川富士に登れば,かの霊峰・富士山を登ったのと同じだけのご利益をもれなく得るることが出来るという事実を知ったためです。
品川富士に登るには,品川神社参道の石段途中から左手に折れ,鳥居の先の岩山を目指します。まずは登山道と書かれた石碑,そして一合目と書かれた石碑(気分が盛り上がっちゃいますね)を確認して,急な石段を・・・ええっ!そこに道路工事の赤いコーンが。結論からいうと,どうも本日,草木の伐採中であり,この先通行禁止でありました。嗚呼無情。しかし,本家・富士山でも天気の急変で登山中止となることはあるもの。それに,無理矢理進むと神罰が下るかもしれませんし,第一,伐採作業中の作業員の方に怒られてしまいます。泣く泣くあきらめたのでした。
品川富士は,明治2 (1869) 年に北品川の富士講の人々300名によって造られた築山で,神仏分離政策で一度破壊されましたが,明治5年に早くも再建。大正11 (1922) 年の国道建設の際,現在地に移築されました。江戸時代,この場所には不動明王が鎮座していらっしゃったそうです。品川富士の高さは15mで山頂までは徒歩2分だそうです。嗚呼,登りたかったなぁ。