豊島区立 谷端川南緑道

東武東上線の下板橋駅から川越街道のところまでが北緑道、川越街道から西武池袋線に至るまでが南緑道として南北約3キロの緑道です。
端から端まで徒歩45分ぐらいです。

1962年 (昭和37年) に谷端川 (やばたがわ) が廃止され、暗渠 (あんきょ) の下水道幹線になっているそうです。その上が遊歩道して整備されています。

住宅街の中を抜けるように緑道があり、同じような景観が続くので単調ではありますが、平坦で歩きやすい散歩道です。

緑道とか親水公園とかいう名の「川の死骸」です。
（谷端川が暗渠になってる）
昭和の末年からさほど変わってないと思われるレトロ感と自動車が来ないというのがせめてもの救い。
お年寄りや幼児の散歩道としては機能してるとは思います。
側道は自転車のすれ違いも困難なほど狭く、ポタリングにも向きません。

児童公園の遊具が撤去されたり、壁の塗装が褪せていたりしてキレイではない。両側に民家などが建ち並び、生活感を感じる。足下から暗渠の谷端川の流れる音が聞こえる。

きれいといえばきれいなんですが、まめに手入れがされている感じはなく、ベンチの陰にはポイ捨てのお酒の缶、植樹は伸び放題、ヒルガオやドクダミが蔓延る植え込み（それはそれで好きなのですが）……という感じでした。子供を誘って散歩するには良いのですが、デートには向いていないと思います。
沿道には遊具が配置されていますので、点々とたどる形で遊びに行けば、子供の運動には良いと思います。ただボール遊びには向いていません。道ですし、すぐ人の家の敷地に飛び込んでしまいますから。
途中に揺り椅子型のブランコがあり、大人が座っても安らかな気持ちになれました。

谷端川を暗渠にした歩行者・自転車用の道路で、安全に通行できて、緑の花壇やバラのアーチを楽しめる！

ただ、区間ごとに車道が横切っているので飛び出しは危険だし、途中に段差・狭い通路・近所の人が勝手に植木鉢を置いて狭くなってるので、車椅子では通れない部分がある。
花壇の壁に犬のおしっこされていたり、犬の糞が放置されていたり、汚い部分もある。

かなりさびついた古い緑道。

おそらく作られてからかなりの年月が経っており所々壊れたところや、柵のサビなどが見受けられます。

植物も手入れは行き届いておらず、枯れていたり、腐っていたりするものもありました。

ランニングにも不向きで、ところどころ見えにくいところや狭いところなどあります。

街灯もほぼないので夜は女性は絶対に通らない方が良いでしょう。

もう少し税金を使って綺麗にするか、住宅用の土地にしてしまってもいいのではと思います。