調布橋

雪女の伝承がある、普通の橋です。
橋のサイドに何か有ります。

ラフカディオ・ハーンが大好きである。作品や作風は勿論、そのお人柄と生き様が大好き。波瀾万丈で苦労も山盛りの生涯だったが日本に来て心優しい小泉セツさんと出逢い結ばれ、晩年の焼津の乙吉さんと花開く緩やかで豊かな交流。自身の居心地の良さへの敏感さとそれを手に入れる力量は特筆もの。この人ホントに甘え上手で素敵。
「怪談」の「雪女」の舞台はここ青梅、しかも自分の定番コースの二ッ塚峠の麓とは驚いた。木曽福島やせめて奥多摩辺りなんじゃないの、それセツさんにちゃんと聞いた？

東京府西多摩郡調布村の多摩川ではそれまで千ケ瀬の渡しと呼ばれる渡船に頼っていたところ、1922年（大正11年）2月10日に初めて調布橋が架橋された。これは橋長104.7 m、幅員2.7 mの木トラス補剛、鉄筋コンクリート主塔の単径間吊橋であった。 1935年（昭和10年）4月10日に東京府道91号八王子青梅線鋼として鋼中路2ヒンジブレースドリブアーチ橋である2代目橋梁が完成する。第二次世界大戦前に日本国内で架橋された中路アーチ橋は2006年（平成18年）現在7橋しか確認されておらず、本橋と桜橋を除いて支間長30 m程度であり、この橋は突出した規模であったそうです。

1994年平成6年に現橋の鋼上路ソリッドリブアーチ橋に架け替えられました。

６月２９日に逝った愛犬サクラと散歩で歩いた橋。

横から見る橋は立派です
アーチ型で真っ赤なのも良い