東京大学教育学部附属中等教育学校
住所 | 東京都中野区南台1丁目15−1 |
電話 | +81 3-5351-9050 |
サイト | www.hs.p.u-tokyo.ac.jp |
カテゴリー | 公立学校, 中学校, 学校, 高等学校 |
評価 | 4.7 7 件の口コミ |
Secondary School attached to the Faculty of Education, the University of Tokyo | |
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東京大学教育学部附属中等教育学校 件の口コミ
7 ・授業がとても楽しく、先生たちがユニークです。友達と学び合う時間がとても楽しく10代の時間をここで過ごせたのはとても幸運でした。
・東京大学への入学は、エスカレーター的な優先枠はありませんが、学校推薦型選抜(旧推薦入試)で、東大附属の校長先生が成績上位者3名を推薦してくれます。探求学習にとても力を入れている私達の学校は、未来に向けてやる気がある子にとっては、学部で学びたい内容が明確で論理的に面接でも自分の今後に向けた研究内容を説明ができ、探求学習の成果物もあり、東大への学校推薦型選抜(旧推薦入試)はとても有利で例年1-2名が東大へ合格します。(他校同様に、一次テストや面接をパスする必要はあります)
・男女クラス内がとても仲が良いです。異学年とは、部活や生徒会活動で、交流が盛んで、学校内のコミニケーションがとてもうまくいっていると思います。
・中学受験の偏差値は「63」です。真面目な生徒が多く、行事に一生懸命ひたむきに頑張る子が多いです。
私達の学校を一言で言うと、自由な校風で、やっと時代がおいついてきたなと思う生徒主体の学習展開をする課題別学習が豊富な体験型の学校です。生徒同士の関係性がとてもよく安心安全空間のなかで、机上での論理を実践におとしこんだ授業や活動が多いです。思考力を重要視し、探究学習に力をいれている学校なので、筋道を立てて論理的に自分の考えを人に伝えられるようになりました。どこの国立も同じですが、受験勉強は自分でやれという感じなので、後期課程(高校時)では予備校に通います。大学進学先は、小規模校ながら、医大国公立が1/3 ・早慶Marchが1/3・ その他1/3という感じです。東大には年に2名程度進学します。大学や社会にでると、東大附属の学習を通じて、リーダーシップ教育がなされていたんだと気が付きました。なんでも自分で頑張れるようになります。
国立大学附属なので、宣伝と広報に力を入れておらずに情報が一般社会に広く伝わっていないのがビジネス的に勿体ない学校 (教員が研究者思考なのでアピール下手) ですが、研究会や講演会や見学会に参加し研究報告書を詳細に見ると、ここで実践している教育の先進性と高度な専門性に本当に驚くばかりです。
I CTと空間UIが東京都内 No1で、長年継続的しアップデートを重ねた探究学の授業構成。教員の問いが深く結果よりも過程を重視した学問の本質。東大大学院生のTAが遠隔で協働学習の各グループのサポートにつき、一コマ一コマの授業の充実ぶりが生徒達の輝く表情に現れています。
コロナ禍では、オンライン化も早く、オンライン授業のプログラムデザインは、東大情報学環の研究チームと連携し他に類例のないクオリティで展開しています。
一番の感動は、アメリカのトップ大学や進学校、世界中にあるアメリカンスクールや北欧の公教育で進んでいる「反転授業」のスタイルを、東京にいながら東大附属の中高生徒は日々行なっている事です。これは世界標準レベルで、日本では画期的な試みといえます。理解と暗記だけの日本の中高とは真逆で、学習者中心の学びが東大附属の授業にはある。よって、ここで6年間の時間を過ごした生徒達は長い人生、大学以降も生涯にわたってイキイキと自己肯定感を高めながら知的好奇心を他律ではなく自律で満たす行動を、主体的に選択していくことができる人生に繋がります。
北欧の人々の幸福感や学習観、オランダのイエナプランなどの世界で最先端のオルタナテイブ教育の教育環境を紐解いて、東大教授陣と共に理論整理をし実践を進める学校。これからの多様な価値観が溢れる時代に求められている世界基準の教育がここに存在します。