銀座天一

ちょっとしたランチの時にカウンターとテーブル席もあり使い勝手が良いですね。
ひたすら好きなものを食べるのは本当に心地良い時間で、冬から春先が旬と言う時期にカウンターで頂くネタはどれも美味しく季節感を感じることが出来ました。

不味い。
酸化した油を使っているのか黒ずんだ天ぷらが出てきました。
海老もザリガニサイズ。
雰囲気に酔ってこの店の天ぷらが美味いと言えるバカ舌が羨ましい。

こちらで食べた一食を本当に後悔しました。

昼時に散々待たされ、呼ばれたので入り口に向かったところ、少し前に呼ばれた時にその場にいなかった人たちが戻ってきていたらしく、その人たちを先に通し「もう少々お待ちください」…対応に若干いらつきながらも、ここまで待ったのだからと、そこから更に10分ほど待ちました。

ようやく通されて、最近好きな天丼を注文。高級店の天丼はどれだけ美味しいのかと、ものすごく楽しみにしていました。

いざ食してみると、天丼のタレの色はしっかりついているものの、タレの味が全くしません。自分の味覚がおかしいのかと連れに食べてもらいましたが、同じく味がしないとのこと。素材の味もボンヤリした印象で、ただただ熱いだけの、ご飯の上に天ぷらが乗った無味の丼を、絶望的な気分でなんとか食べ終えました。

おまけにししとうがハズレだったらしく、とにかく辛くて辛くて涙が出ました。これはもう運が悪かっただけですが、天丼の味がしないのも相まって、なんだか悲しくなりました。空腹でしたが、あんなに満足感がなく、かつ見合わない額の食事は久しぶりでした。

後日、近所のスーパーの天丼（5分の1の値段）と天ぷらチェーン店の天丼（3分の1の値段）をそれぞれ食べましたが、そちらのほうが断然美味しかったです。

食事中に、母が天婦羅をつまらせてしまい、一時はどうなるかと思いましたが、店員さん達が迅速に動いて下さり本当にありがとうございました。助かりました。あれから母も落ち着き、大事に至らずに元気で降ります。
優しい店員さん方に感謝です。
そんな事で、天婦羅を味わうことがかないませんでしたが、母が大好きなのでまた来店させて頂います。
ただ、私も母も赤だしのお味噌汁が苦手なので、普通のお味噌と赤だしの選択があれば、嬉しいなと感じています。

揚げたての天ぷらが食べたくてカウンター席へ、と思ってましたがカウンター席はコースのみで約7000円から。やっぱり高い、今回はあきらめてテーブル席で弥生膳を頼みました。テーブル席、まったく和の雰囲気が感じられない、まるでショッピングモールのフードコートのような席。ここ「てんや」じゃないよね。出てきた天ぷらは流石天一、サクサクの衣、カラッと揚げられまったく油感のない仕上がりで美味しかったです。欲を言えば海老小さすぎ、かき揚げも、大きいのはフキノトウだけだった。ご飯もべたつきすぎ、米のせいか炊き方が悪いのかわかりませんが。これで1人4000円、天ぷらは良いとしても、この雰囲気の中で食べさせられては高いとしか言えない。天一に行くならもっと趣のある店を選びたい。

コースを頼みましたが、、ランチ御膳でいいかな。カウンターには熟年夫婦さんたちが陣取っていることが多いです。全体のバランスは良いと思いますが、かき揚げはもう少しサクサク感が個人的にはほしいです。コースだと締めにお茶漬け、天丼、白米＋かき揚げの3種類から選べますが私はお茶漬けをチョイス。ドリンクとしてのお茶はほうじ茶ですが、お茶漬けのお茶は緑茶でした。結構味の濃いかき揚げなのでほうじ茶を注いでみたほうが美味しいかと思い、自らアレンジしちゃいました

特性天丼は、からっとあがっているというよりも、タレとからんでしっとりとした食感、タレは、味が濃いめです。
日曜の１４時前後、まだ、遅いお昼ご飯で混み合う中、空いていて待つことなく入店できました。小さいお子様（２歳前後）連れの方であれば、ご飯を大盛りで注文して、お椀に分けてあげれば、十分にご飯になります。
かき揚げの小エビが食べやすいようで、うちの子は、たくさん食べていました。