孔子像
住所 | 東京都文京区湯島1丁目4 |
時間 | 00:00-24:00 |
カテゴリー | 史跡, 観光名所 |
評価 | 4.2 6 件の口コミ |
Statue of Confucius | |
近くの同様の会社 日比谷公園 — 東京都千代田区日比谷公園1−6 旧岩崎邸庭園 — 東京都台東区池之端1丁目3−45 浅草寺 雷門 — 東京都台東区浅草2丁目3−1 近代ボウリング発祥の地 — 東京都港区北青山2丁目8−44 |
孔子像 件の口コミ
6入徳門に向かって右へ道なりに進むと、儒教の創始者である孔子の像に出会います。日本各地に孔子廟がありますが、湯島聖堂には中国様式の華々しい建物は無く、約5メートルの銅像のみがひっそりと鎮座しており、逆に迫力があります。
I kept thinking isn't CONFUSCIOUS Chinese, the statue is not in the temple like brown wooden building. It's in the hill underneath. You got to look around for it.
世界最大の孔子の像が日本にありました。儒教の国中華民国(台湾)から贈られたとのこと。湯島聖堂はかつて昌平坂学問所(昌平黌)という幕府の学校があった場所です。そこでは孔子の教えである儒教、儒学を教えました。昌平というは中国の地名で、孔子の生まれた場所です。
この孔子像は、台湾のライオンズクラブから寄贈されたように記憶しています。正確な時期は忘れてしまいましたが、中国の毛沢東による文化大革命の潮流で「批林批孔運動」が激しくなった頃です。ですから、40年以上も前でしょうか。つまり、当時の指導的立場にあった林彪と儒学の祖であった孔子を悪者として、政治運動によって儒教思想が抹殺された訳です。多分、孔子を崇めている台湾の中国人にとっては大きな悩める問題で、歴史的に古くから儒教思想を受け入れていた日本に理解を求め、孔子像の安住の地となるよう日本に建立して、その事績を絶やさないようにする策ではなかったかと考えています。徳川幕府の昌平坂学問所が、朱子学を国学として奨励していた訳ですから、湯島聖堂の地に建立したのは的を得ていると思います。日本人は古くから神道、道教、儒教、仏教を習合させた価値観で生活を律して来ましたので、文化大革命以降の、つまり、現代の中国人とは価値観の共有に少し違いが生じて来ているのも、この辺に理由があるのかなと感じているところです。儒教思想が全て正しいとは言いませんが、現代でも通用する学びを得ることが出来るのは確かで、否定すべきではないと思います。孔子は立派で偉大な人物だったと思います。