光が丘美術館
住所 | 東京都練馬区田柄5丁目27−25 | ||||||||||||
電話 | +81 3-3577-7041 | ||||||||||||
時間 |
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サイト | hikari-m-art.org | ||||||||||||
カテゴリー | 美術館, 観光名所 | ||||||||||||
評価 | 4 6 件の口コミ | ||||||||||||
Hikarigaoka Museum of Art | |||||||||||||
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光が丘美術館 件の口コミ
6この美術館を貸し切りにした至福のコンサートがありました。歴史を感じる倉造りの建物の中に、貴重な美術工芸品に囲まれたアンティークのペーゼンドルファーが鎮座して居ます。世界に12台しかないそうです。
比較的都心にありコロナ禍かつ緊急事態宣言下にあっても営業してくれている美術館。
この日はポタリングで練馬区を訪れたついでに訪問。
外観は和風モダンで雰囲気良し。大人500円。
コンパクトな美術館で展示物は絵画、陶芸が中心。誰もが知っているような作者の作品は少ない印象です。(恥ずかしながら知っているのは横山大観一点のみでした…)
が、現在実施している版画「平家物語」井上員男展はかなり良かったです。
紙版画の制作プロセスとメリット・デメリットから始まり平家物語をテーマに紙版画で時系列で時系列を追って観られる内容で改めて平家物語を読み込み直したいと思えるきっかけになりました。
訪れた時は客は私一人だけの貸し切り状態だったこともあり満足度は高かったです。
目立ちませんが静かで落ち着きます。奥のお蕎麦屋さんは古い農家を改築したお店で、畳ですがとても広くて気持ちがいいです。昼時はとても混みます。数年前に行ったので、このコロナの中での状況は分かりません。
光が丘駅から少し歩いた住宅地に静かに佇む趣の有る美術館。1階と2階の展示室に分かれており、国内作家の日本画、版画、陶芸作品等が展示されております。1階には茶室の展示や横山大観の椰子の木を描いたシンプルな小作品も展示されておりす。
絵画の他にも2階には、オーストリア1000年祭記念で1996年にベーゼンドルファーが限定12台のみ製造したと言う希少なグランドピアノが置かれております。お伺いした際には、演奏されている方がいらっしゃって、絵画鑑賞しながら素晴らしいピアノの音色も楽しめると言う贅沢な時間を過ごす事が出来ました。
同じ敷地内に有るお蕎麦屋さんは、残念ながら準備中でお伺い出来ませんでしたが、玄関前の大きな枝垂れ梅が咲く頃に伺いたい。
陶芸工房も併設されており、そちらも気になります。
小さな美術館でしたが、一つ一つの作品が大きく見応えがありました。2階にある「吹割の滝」と「神の棲むフィレンツェ」という作品がお気に入りです。私が訪問した際、世界にたった12個しかないというピアノで関係者と思われる男性が練習されており、聴覚的にも楽しむことが出来ました。