旧日立航空機立川工場変電所

公有地にある戦争遺構は壊したがる行政にしては珍しく保存展示されています。

説明看板も有りますが、当時の時代背景や国内情勢などの写真や解説も有るとより一層伝わると思います。

1990年代に小学校、中学校共に市内の学校に通っていました。自分達の住んでいる場所に戦時中　軍需工場があった事を教えられた事はありません。
小学生の頃はこの場所はまだ整備されておらず、この日立変電所も知らされていなかったと記憶しています。

皆さんにこの変電所の公開には長い長い時間がかかったのだということを知って頂きたいです。

日本には色々な場所に戦災遺跡があるようですね。インターネットで初めて知る事ばかりで驚いています。

**変電所の中を見学できる日は限られていますので、いつ訪れても入れるわけではありません。お気をつけ下さい。

2022年「東大和市ホームページ」より
安全上の問題から立入りができなかった2階部分や内部の展示、弾痕の残る外壁を間近にご覧いただけます。ぜひ、お越しください。

・公開日時　毎週水・日曜日 午前10時30分～午後4時（年末年始を除く）
・問合せ　郷土博物館
・入場料　無料

学校等の団体見学は、事前に郷土博物館までご連絡ください。

変電所は東大和市（ひがしやまと）
南公園にありますので外観を眺める事はいつでもできます。

行き方　西武拝島線（せいぶはいじま）玉川上水（たまがわじょうすい）駅から徒歩　5－10分

新宿から急行で50分程です。
高田馬場駅で西武線へ乗り換え

地元有志の方々の活動により、取り壊されずに残されているとのこと。
傷跡がそのまま残されており、迫力があります。当時の記録の収集や、事実確認など、現在も調査を継続しているそうです。
説明員のかたも、丁寧に対応をしてくれました。

この激しい弾痕の残るおぞましい建物の手前は、ちょっとした広場になっており、休日には子供らが走り回り、笑顔いっぱい遊ぶ姿が見られる。
毎度この対照的な風景を見るにつけ、世界平和への誓いを新たにする。あの子らを戦場に送ってはならない。戦災に遭わせてはならないのだ。

のどかな公園の中に佇む、戦争の面影が残る建物ですね。壁に撃ち込まれた、無数の生々しい弾丸の跡が、戦争の悲惨さ、恐ろしさ、虚しさが感じられました。
できるなら、この先も残して欲しい貴重な建造物だと思います……。

日本にも戦争があったことを子供達にも見せたくて訪問。公園の一角にあります。数名の解説の方もいて、気さくに説明してくれます。戦中アメリカ軍がここを攻撃中に撮った写真も展示されてます。過ちを犯さない、後世に残したい施設です。

壁に弾痕。日曜日で周りは賑わっていて写真を撮っている人は多いけど、中に入る人はあまり多くない。
まあ、戦争の跡が生々しいとかそういう見方はもちろんできるけど、みんなきっと本音は外観かっけー、展示は説明は興味ねー、だろう。そういうもんだと思うし、まあいいんじゃないだろうか。
自分は、遺跡と花、という組み合わせが好きなのでわりと好きな場所。