八雲茶寮

茶と一緒にする長い食事時間余白の水音まで、本当によかったです。

素晴らしい食事、素晴らしいサービス、すべてが非常に日本的な方法で展示されており、穏やかで禅的です。日本茶と和菓子の専門店を紹介しました。英語メニューあり。素晴らしい景色、とても静かなエリア。
唯一の欠点は、価格がかなり高すぎることです。

Very special Japanese tea ceremony experience, the green tea has a lot of umami and tastes like soup. The wagashi is so good and complements the tea really well.

古い豪邸を改装したお店で、テイクアウトとイートインが選べます。
写真撮影は一切NGとのことです。

テイクアウトの菓子は練りきりや金鍔、カステラなどにちまきとそうめんがありました。価格帯は、まぁ和菓子屋で買えばそんなものだよねという価格帯。

イートインは要予約（お茶だけ空いてれば入れます）で、お茶とお菓子のセットでも3,000円超え、ランチは3万円ほどと、非常に強気の値段設定です。

肝心のお菓子の味ですが、正直美味しくないです。
金鍔と練りきり、期間限定の干し柿を使ったお菓子と、かぼすというものを買いましたが、以下の通り

・金鍔
胡麻が含まれてるらしいですが、胡麻の味がせず、全体的に水っぽい。
甘みもとりあえずついているレベルで、お茶と一緒にいただいても、お茶の苦味をまるで消せず、餡菓子を食べている気にならず。
油っぽさというか水っぽさの次に、くどい皮の味がしました。

・練りきり
兎に角甘みが足りない上に、やっぱり餡の濃厚さが皆無。
場末の和菓子屋やとやなどのある程度のランクの店のものなど、色々食べてきましたが、ここほどがっかりしたものは珍しいです

・干し柿？
期間限定らしく、干し柿の中にバターと白あんが入っているらしいですが、白あんの味がしないです。バターも質の良いやつを使っていると思うのですが、バターの旨味を感じず。さりとて干し柿も別段美味しいものでもないので、まぁそんなものかというレベル

・かぼす
かぼすの皮の甘露煮に餡を詰めたものですが、これまでの他のレビューの通り、このお店、餡が致命的に美味しくないので、これも右に同じ。
かぼすも甘露煮にしたとのことですが、甘みを感じれず、ただかぼすの皮特有の苦味がするだけの品でした。

総じて、お菓子のクオリティは個人的にはかなり低いです。見てくれだけは立派なので、贈答品としては使えないこともないかもですが、自分の好みがこの味と思われたくないので、自分はここは使わないですね。

ちなみに、値段は菓子なら300円前後～500円くらいで買えますが、その金額の価値すらあるかは・・・

お菓子がこの味なので、イートインの強気の値段設定には首を傾げるばかり。少なくとも、菓子の値段とクオリティから想像するに、よほど良いお茶や料理を出すのか、部屋がすごいのかのどちらかだとは思いますが、お菓子の味を知ってしまったので、その金額払って冒険はしたくないなぁ・・・

手入れされた庭、趣のある店内どこを見てもスキが無い、素晴らしいの一言。建築やインテリアに興味がある方は行ってみる価値があると思います。