円月橋（小石川後楽園）

Very nice bridge which resembles a full moon if watched with the reflection.

写真の通りのまんまるの形が見えました！とても綺麗！

円月橋は小石川後楽園内の旧神田上水跡に架かる橋で、水戸藩主徳川光圀の命により、明の儒学者朱舜水が設計した我が国初の石造アーチ橋です。
入口から大堰川を抜けたところにあるこの橋は、ドーム状の橋が水面に映ると満月のように見える様子から、この名前が付けられました。
残念ながら現在は渡ることができませんが、緑豊かな自然に佇む石造りの橋には風情があります。

橋の半円と水面に映った逆さの橋を合わせ見て丸に見えるように作られています。
なかなか粋なはからいです。

神田上水の流路はこの橋をくぐって、園内を東に流ていました。

光圀があつくもてなした明の儒学者朱舜水が設計したといわれる石橋。水面に映る様子と合わせると満月のように見えるので、この名がつけられました。

「円月橋」という名称は、半円を描くように架けられた橋が水面に映り、まるで満月のように見えることからつけられたそうです。実際に訪れるとまさにまん丸の満月シルエットを見ることができて感激しました！

残念ながら、実際に渡ることはできませんでしたが、その分、素敵な景観を楽しむことができました。

もともと日本に亡命してきた明の儒学者、朱舜水による設計で名工と名高い駒橋喜兵衛が造ったと言われており、得仁堂とともに当時の姿を止める貴重な建造物です。

八代将軍吉宗が江戸城吹上の庭に作ろうとしましたがついに果たせなかったと言われています。
それだけ、高度な技術を要する橋だと思うと、より一層、素晴らしいものであるように感じられますね。