玉川上水・内藤新宿分水散歩道

新宿御苑園内には入れなくてもその脇にある散歩道を歩くだけでも心癒されます（無料）。ところどころに江戸時代から続く玉川上水の謂れについて説明看板がありそれだけでも人の知恵や苦労がしのばれ新たシイ発見など何らか得られるものがあると思います。もちろん並木も美しく日中散歩者が絶えません

コロナ禍で御苑本園は休園中ですが、こちらの親水緑道は通行できます。梅も終わりフキノトウも伸びきっちゃいましたが、ゆきやなぎや木蓮が咲き始め高遠桜も間もなく開花しそうです。何より水と土があるので和みます。

人工的に作られたものではありますが、かつての玉川上水を偲ぶことができる貴重な場所だと思います。多摩川からの水がかつてこうして江戸市中や渋谷川に分水していたんだと思うと感慨深いです。新宿御苑お隣の水処理施設にはこのあたりで発掘された木製の水道管が展示されていたように記憶しています。ぜひそちらも併せて見ていただけたら関心が深まります。

A nice half-kilometre walkway along Shinjuku-gyoen Park.
People see green, walk to relax, to home and work or jog, and also learn about the historical Tagawa-johsui which used to run through the area as a part of the 43km great aqueduct in Edo era.
Closed during the night time, though there is no hint of any danger around.

2020年、新型コロナで新宿御苑が閉鎖されていたときも、ここは開いて自由に往来できました。
都会に残された自然の中で落ち着いて散歩させてもらえました。
大変良かったのです。

2021年2月
緊急事態宣言で新宿御苑閉園中
トボトボ歩いていると発見
玉川上水のせせらぎを聞きながら散歩
春の花がちらほら
良い散歩になりました。

たまたま新宿御苑沿いの道を歩いていて、緑道が有るのに気が付き、通ってみると実に気持ちが良い道でした。外国の方も来られて自撮りなど楽しんでいるので、情報も広まっているのかも知れません。御苑は勿論見所満載ですが、こちらは無料とは言え、玉川上水の面影を残していてまた別の趣きがあります。
玉川上水はこの辺りまでは露天堀で、以降は地下水道だったそうです。明治維新後もしばらくは現役だったとは驚きですが、都市の発展と共に水質が悪化し、近代水道に道を譲りました。昔の御苑の門と旧衛所も懐かしさを感じさせる良い雰囲気を出しています。
新宿駅から最短距離で御苑に入ってもこの情景は見られないので、少し回り道になりますが、この散歩道を通って大木戸門から御苑に入るのがお勧めです。散歩道の入園は日中のみで、休園日が有ります。