洲崎遊郭開始以来先亡者追善供養碑
住所 | 東京都江東区東陽1丁目38−16 |
時間 | 00:00-24:00 |
カテゴリー | 史跡 |
評価 | 4.5 6 件の口コミ |
Cenotaph for the Prostitutes of Susaki Pleasure District | |
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洲崎遊郭開始以来先亡者追善供養碑 件の口コミ
6sasapon1964
24 二月 2023 11:52
昭和6年に建立された慰霊碑なので、ちょいと風化していて写真撮影をしてもよく分からないのですが、近づいてみるとしっかりと『洲崎三業』の文字が確認できるので、戦前の『洲崎遊廓』、戦後の『洲崎パラダイス』がこの場所にあった事をリアルに感じる事のできる貴重な慰霊碑である事がわかると思います。
また、通りに面した建屋は老舗である『大加 (タイガー) 』も既に存在しませんが、細い路地に入るといまだに昭和期に建てられた木造モルタルの集合住宅が、いまだに現存しているところも東陽一丁目の魅力の一つだと言えます。
乙名丹次郎
30 七月 2020 16:05
洲崎遊郭は、明治初期に根津遊郭が当地に移転させられてきたものだが、吉原の向こうを張るほど繁盛した(ほかの口コミで、あまり目立たなかったと書いている人がいるが、そんなことはない)。
ここで働く女性たちは、もちろんお金で縛られているわけだし、衛生状態も栄養状態もいまほどは良くないし、年期が明ける前に、健康を害して命を落とすこともままある。そうした死者たちを弔うために建てられた石碑である。
男たちの欲望を受け止めて死んでいった多くの女たち。ほんの半世紀ちょっと前までそういう世界があったことを、時には思い出してほしい。