延命寺

この地には江戸では品川の鈴ヶ森刑場に並ぶ刑場・小塚原刑場があり、多くの罪人が処刑されました。
ここでは江戸時代から明治時代にかけて20万人以上の刑が執行されたと言われ、その亡骸は軽く土をかぶせた程度で野良犬や虫が湧いて陰惨な有様だったそうです。
刑場は1741年に大きな地蔵が建てられ、ここで刑に処された罪人を弔っています。
かつては隣接する回向院の一部でしたが、常磐線で分断されて飛び地のようになっていました。1982年に飛び地部分が延命寺として分離して今に至ります。ですのでお寺としてはまだ新しい部類です。

御朱印頂きました。
丁寧に対応していただきました。
東日本大震災でお地蔵さまが被災されたとのことで修復支援の看板がありました。

こかに行こうと思ったのですが、グーグルマップの指示通り、南千住駅から歩かなければなりません。改札を出ると、自然に直進して道路を渡ろうと思いました。行き止まりだったので、代わりにここに来ました。どうやら歴史的建造物らしい。一部は墓地になっています。その先へ行くには、駅を出て左側にある歩道橋を渡る必要があります。