赤い靴の女の子・きみちゃん像
住所 | 東京都港区麻布十番2丁目3 |
時間 | 00:00-24:00 |
カテゴリー | 彫刻, 観光名所 |
評価 | 4.1 7 件の口コミ |
Statue of Kimi-chan | |
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赤い靴の女の子・きみちゃん像 件の口コミ
7 麻布十番の中心部、道路で囲まれた細長い公園のような場所に立っています。
「赤い靴はいてた女の子」の童謡のモデル、きみちゃんの像。
昔から麻布十番のシンボルのように思っていましたが、最近はあまり注目されないのか、ちょっと寂しいですね。
「赤い靴」
作詞:野口雨情
作曲:本居長世
(一)
赤い靴 はいてた 女の子
異人さんに つれられて 行っちゃった
(二)
横浜の 埠頭から 汽船に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった
(三)
今では 青い目に なっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう
(四)
赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢うたび 考える
(五)
生まれた 日本が 恋しくば
青い海 眺めて いるんだろう
異人さんに たのんで 帰って来
五番まであったのに、驚きました。
この歌のモデルになった女の子
「佐野きみ」さんの銅像ですね。
実在の人物だったようです。
明治35年(1902年)
静岡県静岡市の日本平の麓の村で
生まれました。
この子の父親は誰か分からず、
私生児だったようです。
母親がこの子を生んだのは、
18才で未婚の母だったそうです。
一般的には、
きみちゃんは、ある時期に
ある宣教師夫妻が
一時的に引き取ったのですが、
諸事情により、
彼女を麻布十番の同じ系列協会の
孤児院に預け、
アメリカに帰ったと言われています。
そして、きみちゃんは
そのままそこで暮らし、
病床のまま明治44年、
9才の短い生涯を終えました。
きみちゃんがいた孤児院は、
現代では、
「十番稲荷神社」になっています。
これが、表向きの話です。
詳しい物語を初めて知りました。
少女の像1人では未だに寂しい思いで立っているような気がしてならない。お母さんの像を
この近くに…きみちゃんと出来れば向かい合わせに作ってあげてほしいな